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EOS R5 mark IIで野鳥撮影 9ヶ月経過 AFのコツと傾向(初心者向け)

9ヶ月経過

EOS R5 mark IIの発売から、気づけば早9ヶ月です。

7,8月はあまり鳥たちは活動しないので、あと1ヶ月もすれば1年の主要シーズンを撮り続けたことになりますね。

去年の9月から現在に至るまで、休日はほぼ全て野鳥撮影に出かけていた気がします😇ガチで

冬鳥から夏鳥まで撮ってきたので、現時点でのEOS R5 mark IIのAFについてレビュー気味にコツなども紹介したいと思います。

Canonのカメラ

Canonの特徴

Canonは記者やスポーツ撮影などが使う機材をプロ用機材と呼んでいて、人間を被写体とした撮影に強いAFになっています。

EOS R1はプロ用ボディですが高速化を優先して、印刷物に必要十分な低画素センサーなのはそのためです。

同様にレンズもNikonのように野生動物撮影に適した600mm F6.3や800mm F6.3といった程よいものはありません。

そういうわけでCanonは残念ながら野生動物の撮影に特別強いかと言われると、そうでもないのが現状です。

ただCanonの中で5系のEOS R5 mark IIは万能ボディとして設計されており、高画素なセンサー、高速/高性能なAFという特徴を持っていて野鳥撮影に非常に適したボディとなっています。

面白いことにEOS R5 mark IIは野鳥撮影においては他社のフラグシップと同等以上の性能を持っていますので、高価ではあるんですが他社は今後フラグシップを購入せねばならないと考えると、実はコスパは良いという不思議な状況になってます。

EOS R7もかなり遠距離撮影向きで尖っていますので、EOS R7 mark IIが期待通りの性能で発売されたらコスパは凄いことになりそうですね。

CanonのミラーレスのAF世代

EOS Rシリーズの初のナンバリングボディとして発売されたEOS R5の世代を第一世代として考えた場合、EOS R3やR7の世代が第二世代、そしてEOS R1やR5 mark IIが第三世代となります。

  • 第一世代 … なんとかミラーレスで撮影できるくらい、鳥検出はあるものの全体的にまだまだ厳し目
  • 第二世代 … トラッキングが搭載され、一眼レフよりもミラーレスの方が有利なシーンが多くなってきた
  • 第三世代 … トラッキングは標準のAF機能に統合され、ほとんどの面で一眼レフ以上の性能となった

こんな感じですね。

Canonの野鳥撮影におけるAFは第三世代が出てくるまではSONYやNikonに劣っていましたが、ようやく同等以上になりました。

今後はこの第三世代のAFシステムが、これ以降発売されるEOS Rシリーズ1桁ナンバリング機に搭載されると思われますのでEOS R5 mark II、R1以降はストレスなく使えるんじゃないかと思います。

Canonのレンズ性能

私は細部までシャッキリ撮れた精細(繊細と読み違えないように)な写真が好きなので、このブログではEOS R7(APS-C 3250万画素  ※フルサイズ換算約8300万画素)でちゃんと解像するかどうかを基準として書くことがよくあります。

なので辛口な事が多いですがCanonのレンズって他社より劣るの?というと別にそういうわけではありません。

Nikon、SONYを含めた中でもEOS R7って断トツで画素ピッチが狭いんですよね。

SONYのα7R Vでもフルサイズ6100万画素ほどですので、EOS R7では他社の高画素モデルでの使用より高いレンズの解像力が求められます。

他社と同等くらいの画素ピッチであるEOS R5 mark IIのフルサイズ4500万画素では、RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4でも全く問題ありませんので、もしEOS R7がなければレンズの解像限界はあまり気にされなかったはずです。

CanonにはEOS R7という狭い画素ピッチのボディがあるがゆえに、レンズの限界がわかるので気になるだけですね。

噂ではRF150-600mm F5.6L IS USMが発売されるとか、RF600mm F4L IS USM + TC1.4が発売されるとか言われていますが、このあたりのレンズが期待通りの性能なら、EOS R7 mark IIとあわせてまた探鳥地でCanon機がズラっと並ぶ日も来るかもしれませんね。

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