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EOS R5 mark IIで野鳥撮影 9ヶ月経過 AFのコツと傾向(初心者向け)

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しつこくシャッターボタンを半押し/離すを繰り返す


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 800 -1EV 

動体撮影でも書きましたがEOS R5 mark IIでは、ピントが合わない場合にシャッターボタンの半押し/離すを繰り返すとボディが「仕方ないなぁ」とばかりにこちらの意図をくみ取って被写体にピントを合わせてくれる場合が非常に多いです。

EOS R7の場合はそのまま何やっても無駄な場面が多いのでMFしてしまう場合が多かったですが、EOS R5 mark IIの場合はMFすることはあまりなく、何度もこのAFチャレンジでどうにかなる場合がかなり多いですね。

一眼レフもこういう感じの挙動がみられたのですが、これはCanonが意図的にやってるんですかね?

これのおかげで、かなりミラーレス機での撮影ストレスが減りました。

大きくデフォーカスしている時はすぐに諦めてMF


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 100 -2EV 

これはミラーレス共通な気はしますが、大きくデフォーカスしているとどうやっても被写体にピントをあわせてくれません。

しつこく半押し/離すを繰り返すと合ってくれることもありますし、サーチ駆動がかかってくれることもあるのですが、あまりにもボケてる場合は初めからMFした方が結果的に速いです。

MFと書いていますが、フォーカスプリセットなどでも良くて、とにかく何らかの手段で手動ですぐに被写体のあたりまでピントを移動させるということですね。

中央1点は信用しない


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 500 +1EV 

こちらもデフォーカスに近いですが、シビアな茂みの間を抜いてAFで撮影するのが厳しい場合が頻繁にあります。

こちらもあきらめて完全MFで撮影してしまった方が良い場合が多々ありますね。

AFを発動させると手前の枝などにピントが戻ってしまって、またMFで近くに寄せて…を無限ループするやつです。

私はこのケースではすぐにファインダー像を拡大して、MFしてAF-OFFでシャッターを切るという流れが既に体に染みついてますね。

とりあえず連写しておく


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/200s 100 -2/3EV 

EOS R7では融通がきかないかわりに瞳AFが効いていると1枚撮影でもほぼピントを外すことはなかったのですが、EOS R5 mark IIでは若干ハンチング的な挙動をすることがあります。

ですので1枚だけ撮るような事はせずに瞳AFが効いている場合でも連写しておくことをオススメします。

あとで現像してみると、「このシーンは確実に撮れてるはず」という場合でも連写の中の1枚しかガチピンじゃなくて冷汗な事がよくありますね。

写真家が作品を撮るときに魂込めて1枚で決めるとか言っている人たちもいますが、ちょっと私には理解できません😇

プリ連続撮影しておく


Canon EOS R5m2 600mm ƒ/4 1/4000s 1600 -1.7EV 

私はとまりものでも動体撮影でもプリ連続撮影はONにしています。

EOS R5 mark IIは記録メディアの容量や現像の面倒くささ以外では、プリ連続撮影をしない理由があまりなかったりします。

EOS R5 mark IIはレリーズタイムラグもR1やR3と違って他のボディと同様くらいには長いので、プリ連続撮影はそれを補えますし、とまりものでは上で書いた「とりあえず連写しておく」というのをワンショット操作でできます。

小鳥のようにちょこちょこ動く被写体の場合、「あ、こっち向いた」と思ってシャッターを切った時には既に遅しという場合が非常に多いですが、それも防げます。

私はEOS R7ではRAWバーストなのもあってプリ連続撮影はONにしないので、不安になる事が増えてきました😇 mark IIはよ

表示シュミレーション


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 12800 +1EV 

表示シュミレーションは一眼レフから使っている人は絞りボタン中のみにする場合が多いと思いますが、ミラーレスでは表示シュミレーションはAFにも影響を与えます。

まずブラックアウトフリー中やプリ連続撮影中は、センサーが取り込んだそのままの状態で写真を記録できる状態である必要があるため、絞り羽根はシャッター時ではなくAF中から設定したF値の状態になっています。

露出補正についても同じく反映されるのですが、普段表示シュミレーションで露出補正を反映させていない場合、プリ連続撮影の場合はシャッター半押しを開始したときに一瞬ファインダー像が「カクッ」となりますね。

この「カクッ」が撮影の連写開始などに影響するかはわからないですが、ブラックアウトフリーにしておくとおきないので、問題ない場合は私はブラックアウトフリーをONにしてます(照準器を使う場合や、明るい場合など)。

ブラックアウトフリーはセンサーが取り込んだ画像をそのままファインダーに映し出すことで実現しているので、絞りも露出補正も強制的に反映状態になります。

絞った状態でのAF


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/400s 1600 -2EV 

これは実際にどうなのかわかりませんが、絞り羽根が実際に閉じている状態では当然ボケは小さくなっているはずですので、デフォーカスは起きにくくなっていると思われます。

AFは絞り開放で…といわれますが、ミラーレスはF値が高くてもAFできるので一概にそうとも言えない気がしますね。

カワセミ撮影では明るさよりも被写界深度の深さを優先することが多かったりします。

露出補正を下げた状態でのAF


Canon EOS R5m2 840mm ƒ/5.6 1/200s 1250 -1EV 

撮影時のEVを下げていくと被写体検出などが変化するのがわかります。

±0が良いんだろうなぁ…と思いきや、実はカワセミ撮影なんかではEVを下げておくことで水面が暗くなって被写体以外を掴みにくくなるという効果があるような気もしています。

プラシーボかもしれませんが撮影成功率は向上してる気はします🤣

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