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撮影シーン毎の所感
とまりもの撮影
手前に枝があるようなシーンではまだまだ鳥の検出に失敗するものの、EOS R7の頃みたいにAFがすっぽ抜ける事は減りました。
Canonは中央1点AFの性能が酷いので、枝の間を通したりするのは苦手なためその点では苦労します。
ただ、そういう場合はハナからMFにしちゃったりするので、まぁ慣れですかね😂
とまりものでも、やはりEFレンズよりもRFレンズの方がガチピン率が高いですね。
プリ連続撮影がとまりもの撮影でも便利で、10枚くらいとっとけば1枚くらいはガチピンだろ的な使い方もGood。
猛禽撮影
猛禽撮影については私は素人なので、カワセミ撮影の応用で撮ってましたが非常に快適でした。
背景が空の場合に被写体を掴むまでは少してこずりますけど、1度掴んでしまえばフレーム内に被写体を入れておきさえすればほぼ外しませんし、猛禽くらいのスピードならば瞳AFもきいてくれます。
猛禽の姿勢によっては背景が森の場合に抜けてしまう事はありますが、EOS R7の頃とは違ってリカバリは比較的容易ですね。
もちろんExtender x2.0でも十分なAFスピードを確保できるのでオススメです。
小鳥の動体撮影
残念ながらCanonのボディ(R1は知りません)は、小鳥が手前方向に向かって飛んでくるようなシーンは苦手です。
プリ連続撮影を使用して飛び出しを撮影する場合にも、できるだけ真横に向かって飛ぶシーンになるように工夫が必要です。
これはCanonのAFアルゴリズムのクセなのか、DualPixelCMOSの特徴なのかはわかりませんが。
他のメイカーのボディを使ってる人に話を聞いていると、このシチュエーションはまだどのメイカーも厳しいようですね。
SONYのα9 IIIはどうなのか少し気になりますけど。
カワセミ撮影
カワセミ撮影では、動物検出に失敗したときのAFがかなり良くなっています。
着水からしばらくはどうしても動物検出に失敗しますので、その時の挙動がモノを言うんですよね。
EOS R7などでは水面にうつった何かや背景などを掴んでそのまま戻ってこない事が多かったのですが、ほとんどの場合でカワセミと水しぶきをとらえてくれるので、歩留まりが大きく向上しました。
EOS-1D X mark IIIはこれに加えてデフォーカスに強いので、まだカワセミ撮影では及ばない気もしないでもないですが十分使える性能になっているように思います。
MFでの撮影
これは最近気づいたんですが、ミラーレスはファインダー像拡大もできますしプリ撮影などもあって、MFでの撮影が一眼レフの頃と比べて格段にやりやすくなっています。
また、EOS R5 mark IIはMFなら古いEFレンズでも30コマ/秒出る事が多いため、飛び出しなどの置きピンで撮影できる場合にはMF撮影も考慮にいれると歩留まりが向上するシーンがありそうです。
6月のアカショウビンの巣穴掘りはMFで撮影したんですが、非常に良かったですね。