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イカル
今期、サンショウクイと並んで多かったのがこのイカル。
渡り鳥というわけではないので大体いつでもいますが、特に多かったのは先鋒隊が少なかったせいなんだろうか?🤔
「ケッケッケ」という鳴き声が常に響き渡っていました。
イカルは冬は木の実をひたすら食べている印象があるんですが、この時期はたまに昆虫もとっていますね。
木の実を割って食べられるように進化してるのでクチバシがかなり独特。
常に木の実の汁で汚れている印象があります😎
ヤマドリ
この時期は滋賀ではヤマドリがよく見られます。
ヤマドリやキジは母衣打ちで求愛しますので「バタバタバタバタ」という羽の音がよく聴こえますね。
車で走ってると我が物顔で道路を闊歩しているのをよく見るため、車をとめてすぐ撮れるようにこの時期は助手席にカメラを常備していたり。
アカショウビン
少しフライングですが、アカショウビン。
今期は特に数が多くて、滋賀の山々で車を走らせているといろんな場所で鳴き声を聴くことができました。
渡り元の土地が離れているのか、先鋒隊として何羽かが入ってきて一度静かになって、6月くらいに本隊が到着したらいよいよ激しく鳴きだす感じですね。
なので、滋賀のアカショウビンは少し遅めの印象。
これだけ鳴いているのにとにかく5月中はうまく撮れなくて、6月に入ってすぐになんとか撮影できました。
何度か書いていますが、アカショウビンは目の前の木で鳴いていても姿を発見できない鳥No.1だと思ってます🤣
なので「目の前で鳴いていたのに…」という事が多いですが、私は目の前のアカショウビンの撮影成功率は10%くらいですので気落ちせずに何度もチャレンジしてください😇
飛んでしまうと飛行距離も長いことが多いので、なかなか撮影難易度の高い鳥ですね。
まとめ
ロケーション
今年の先鋒隊はオオルリ、サンショウクイが多く、キビタキ、サンコウチョウは少なかった印象です。
第3回で書きますが本隊はキビタキもサンコウチョウも多かったので、少し遅れた個体が多かったのかなという感じです。
この時期は入ってきたばかりで囀っている個体が多く、まだ警戒心は強くないので撮り放題ですね。
野鳥撮影を始めたばかりの人に特に憶えておいてほしいのは、夏鳥の撮影時期は人間にとっての真夏じゃなくて4月~6月が主だということでしょうか…。
イメージよりも早めに始まって早めに終わってしまいますので、来年の参考にしてください👌
冬鳥は大体イメージ通りの時期に撮れるので少しギャップがあるかも知れませんね。
有名な探鳥地では7月は雛が孵って子育てや巣立ちする時期ですのでまだまだ撮れますが、営巣地がわからない場所ではお手上げになります。
機材
大体はEOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4で撮ってました。
この時期までは鳥たちは警戒心が薄くて近くで撮らせてくれるので、この機材で十分ですね。
何度か書いていますが、この組み合わせは「解像力的にマッチした組み合わせ」でフルサイズ4500万画素 + 840mm F5.6というのは一つの理想なのかなと思います。
EOS R7のようなAPS-C 3250万画素で800mm F5.6になると限界に近い組み合わせなので、そうとう求められるレンズ性能がシビアという感じですね。
800mm F4とかの大口径があると別なんでしょうが、持ち歩くの無理ですしね😇
さて、第2回はいつもの滋賀の夏鳥レギュラーメンバーでした。
最後の第3回は夏鳥本隊になります。
なにかしら滋賀で探鳥する人の参考になれば🥴