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真夏の琵琶湖 蓮×野鳥 撮影TIPS
人気の組み合わせ
『蓮の花には魔力があります。』
そんなわけで、近江に根を張っているおうみねこ的には、蓮 × 野鳥を撮影してきました🐧
『蓮の花と一緒に撮れば、どんな鳥でも珍鳥』
という格言があったりなかったり。※ありません
撮影できる場所
琵琶湖の蓮
琵琶湖の蓮というと烏丸半島の赤野井あたりが群生地として有名だったのですが、2016年くらいに突然消滅して未だに復活はしていません。
とはいえ、琵琶湖ですのでちょっと琵琶湖沿いを車で走ると蓮自体はよく見かけます。
蓮根を栽培している農家も多いので、田んぼのような区画に蓮がひしめき合っている場所もよくありますね。
ヨシの林
オオヨシキリは名前の通りでヨシの林を好みますが、琵琶湖の湖岸またはその周辺には多くのヨシ林があります。
最近ではヨシが減ってきて保全活動などされていますが、逆にそういった場所にはヨシを好む鳥たちが密集していますね。
オオヨシキリは鳴き声が本当に大きいので、そういった場所に行ったら凄いことになってます🤣
ノビタキやオオジュリン、ホオアカなんかもやってくるので今の季節にリサーチしておくと良いかもですね。
組み合わせ
というわけで、琵琶湖を周ってみるなりネットで調べるなりして、ヨシ林と蓮池の2つが揃っている場所を探せばOKです。
湖東の琵琶湖沿いとかを走っていると結構ありますね。
開いた花にとまるのはレア
オオヨシキリは大きいのもあって、開いた蓮の花にとまることは滅多にありません。
もちろん、たまにはとまるのでそれを撮れればレアではあるんですが忍耐力が必要かも知れませんね。
蓮の花は午前中は開いていて午後からは閉じますので、撮りやすいのは午後だったりします。
日中は陽炎が凄いので、できれば夕方ですね。
陽炎
はい、この炎天下に遠くの地面にケリがいたので「ちょうど例としていいな」ということでパシャリ。
陽ざしの強い日の野鳥カメラマンの敵、「陽炎」です。
7,8月の明るい日は「明るいから綺麗に撮れるはず」と思ってしまいガチなのですが、実は真逆なんですよね。
この時期は日中に地面近くや少し遠くの鳥の写真を撮ると、大体こういうことになります。
超遠距離の場合は日中はほぼ撮影は無理ですね。
曇りの日は大丈夫ですが、快晴の日は早朝か夕方を狙うのをオススメします。
陽炎だけはRAW現像でもほとんど救う事のできない現象なので、とにかく注意。
陽炎でもっとも危険なのは「家に帰ってRAW現像時に初めて気づく」ことが多い点です。
距離的にも被写体の大きさ的にも「確実に撮れてる」という自信がある時って、そこまでしっかり確認しませんよね。
で、家に帰って確認して「ぎゃーーーー」ってなってショックで寝込む…と。
珍鳥だと本当に目の前が真っ暗になりますね😇
特に遠距離で撮れる機材を使っている人にとっては天敵ですので、陽ざしの強い日は特に注意しましょう。
まとめ
朽木
今日は早朝にちょっとだけ朽木に行ってきましたが、昨日までとは違って湿度の低い真夏の天気。
早朝6時くらいから1時間ほどしかいませんでしたが、サンコウチョウもアカショウビンもまったく鳴き声も気配もナシ。
昨日までは早朝の湿度がかなり高かったのですが、今日はカラっとしていたので「これは流石にもう終了かな」という感じ。
それでも今年は7月に入ってからも鳴いていたので、今年はよくもった方かなという感覚ですね🐒
まぁ今日1日しかも早朝だけの感想なのでわかりませんが、そろそろ私も通うのは終わりかなと。
今年もいろいろな鳥を撮れて朽木は良かったですね😎 また来年
機材
はい、というわけでEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMの季節になってまいりました。
朽木などでの撮影も遠距離な事は多いのですが、見晴らしのいい田んぼや水辺などでは鳥は逃げることも多いので超遠距離から撮影することが多いです。
オオヨシキリも気前よく近くに出てきてくれることもあるのですが、ヨシの林にいる鳥は全般的にすぐに隠れてしまうのでストレスのない超遠距離から撮影した方が無難ですね。
とうとう朽木での夏鳥撮影の延長戦も終わって地獄の7,8月です。
大体9月の中旬~下旬くらいまではどうにもならないので何とかカワセミを見つけるなりしないとです😇
そして非常に暑いですね、熱中症に気を付けて頑張りましょう。