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EOSで野鳥撮影 RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM検証など(初心者向け)

RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM:レンズ交換式カメラ・レンズ
交換レンズ RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMについて紹介しているページです。

経緯

このまえ少し書きましたが、3年ぶりくらいでRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMを買い戻しました。

家内が野鳥撮影を再開するというのと、私のサブ用ですね。

3年前はEOS R5が主流で、丁度EOS R7が発売された時期です。

当時はまだDxO PureRAWも使っていなくて「RAW現像ではちょっと補正するだけ」だったのですが、この3年で随分とRAW現像の性能が向上しました。

EOS R5は私の感覚では野鳥撮影に使うにはAFがかなり厳しかったのと、EOS R7ではF7.1という暗さによるノイズがどうにもならなくて手放したのですが、「DxO PureRAWでノイズ処理が飛躍的に向上した今なら使えそう」ということで再購入と相成りました。

RF100-500mm F4.5-7.1L IS USMの特徴

他の競合レンズとの比較

比較のために、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMとRF200-800mm F6.3-9 IS USMのMTFも貼っておきます。

EF100-400mmは400mmではかなり凄い解像力で、400mmで問題ない人にとってはわざわざRF100-500mmやRF200-800mmを購入する意味はほとんどありません。

ただ、ズームレンズなのもあってExtender x1.4をつけて560mmにするとRF200-800mmと同じくらいまで解像力が低下して、RF100-500mmにも解像力で劣ってしまいます。

野鳥撮影においては400mmと500mmは全く別物で、400mmはAPS-Cで使っても換算640mmなのに対し、500mmは換算800mmになり小鳥撮影でもなんとか使える焦点距離になります。

同様にRF100-500mmにExtender x1.4をつけて700mmにしたとしても、RF200-800mmの焦点距離や解像力には及びません。

  • ~400mmで使う … EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(1.57kg、三脚座あり1.75kg)
  • ~500mmで使う … RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM (1.37kg、三脚座あり1.53kg)
  • ~800mmで使う … RF200-800mm F6.3-9 IS USM (2kg、非Lレンズ)

こういう事になっているわけですね。

今回RF200-800mm F6.3-9 IS USMではない理由は、嫁が使うにはやはりちょっと重いからです。

軽量コンパクトで、比較的シャープなLレンズ

RF100-500mm F4.5-7.1L IS USMは発売当初、「F7.1はちょっと…」とか「解像力が低い」とか散々言われてました 😛

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMが蛍石を使ってるかなりの銘玉だったので、それと比較されている風潮がありましたね。

当時はまだ「明るいレンズが正義」の時代でしたが、今のミラーレスではそもそもF値は多少高くても問題なくAFは使えますし、何よりAIの進歩もあって高ISOによるノイズも以前と比べて2段分ほどは強くなり、「焦点距離と解像力があれば明るさはそんなにいらない」という時代になったと思います。

また、RF100-500mmはLレンズで、RF200-800mmと比べるとつくりは非常にしっかりしていますw

RF200-800mmがチープというよりは、RF100-500mmは流石Lレンズという感じですね。

Extenderが300mmまで伸ばさないと使えないのは残念ですが、まぁ…Extenderを使うシーンではテレ端な事が多いのでいいかと。

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