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タカの渡り
今日は用事があって滋賀の北の方へ行ったので、待ち時間?に少しだけタカの渡りを見てきました。
通過するものの、この北周りコースはそんなに数が多いかというとそうでもないのですが。
そして、白樺峠のあたりが昨日天気が悪かったとかで今日は全然飛ばず。
10時くらいに行ったのですが、大気の状態が悪くて1枚目を撮った時点で画質的に「あ、これは無理」ということで証拠写真程度で。
この気温だとカワセミくらいの距離ならば問題ないのですが、やはり上昇気流に乗っている猛禽などは厳しいですね。
まとめ
ロケーション
今日は昼から滋賀の北の方に用事があったので、それまでタカの渡りを見に行ったものの1枚目で大気の状態的に無理なのがわかって終了🤣 1枚とってダメだったらそのあとは夕方までほぼ無駄です
仕方ないので帰りにカワセミポイントに2時間ほど寄ってきました。
換羽の時期は1週間おきに通っても見た目の変化が激しくて、やはりなかなか判別が難しい気がしてます。
大きな特徴があれば良いのですが、胸の色や嘴の傷、足の色などみててもどうも行動と照らし合わせると「あれ?おかしいな」っていうことが多いんですよね…で、何がなんだかわからなくなってくると。
ただ、今回はクチバシの上下の羽毛が大きく再生中でしたので課長に間違いなさそうです。
これまでは換羽中で隠れるように低いヤブから飛び込んでいましたが、見晴らしの良い場所からの飛び込みを見せてくれるようになっているので、良い感じですね。
EF800mm F5.6L IS USMでの撮影
大気状態の改善
9月がこんなに暑かったのはかなり珍しかったと思うのですが、最高気温も30℃を切りはじめてようやくカワセミ撮影では陽炎が気にならなくなってきました。
これはEFレンズであることとは全く関係ないですが、800mmは陽炎の影響を受けやすい焦点距離ですのでこれが改善されたことで一気に画質やピント精度が向上しています。
一部機種では陽炎対策が少しはされているらしい話も聞きますが、ユラユラしてるのが肉眼でもわかるので厳しいだろうなとは思いますね。
飛び出し~着水、浮上の撮影
飛び出しから飛翔(下降)中にずっとカワセミをフレームに入れ続けるのは大変です。
それでいて外したときに背景の何かをつかんでしまったりデフォーカスしてしまうと、もうピントが戻ってこないというケースが多いですね。
私は特に下降中の写真はそこまで撮りたいわけでもないので、初めから撮る時は飛び出しをプリ撮影で撮影してシャッターボタンを離して、そのままレンズは被写体を追って振りつつ着水時に再度押すという操作をすることが多いです。
着水地点のピントがオオズレすることがあるのでデフォーカスが厳しくなることも多く、成功率はそこまではないのですが今回はうまくいきましたね。
撮影距離
やはり、最もEF800mm F5.6L IS USMで有利なのは撮影距離。
ロクヨンでは距離15mで撮っていた時の解像度を、距離20mで得られます。
カワセミはフレーム内のサイズ感というよりは撮影距離が大きく難易度を左右するので、非常に楽ですね。
RF200-800mm F6.3-9 IS USMでも感じていましたが、距離20mと割り切るなら良いんじゃないかという気はしてきました。
さて、これから数か月は獲物も豊富でカワセミも体力を回復するためにダイブしまくってくれる…はず。
期待したいところです🫡
冬鳥もちょろちょろ入ってくるでしょうし、また頑張っていきましょう。