(⇒トップページへ移動)
EOS R5 mark II + EF800mm F5.6L IS USMでのカワセミ撮影
撮影の所感

先日この記事を投稿しましたが、今日も撮ってみて「大体書いた通りであってそうかな」という感じ。
- サーボAFスピード的にカワセミの飛び込みを近距離で撮るには厳し目
- とまりものでも近距離ではサーボAFのピントがかなり揺れる
- 被写界深度が狭い上にAFが遅いので撮影がかなりシビア
- とはいえ、撮れないほどではない
- シャッターが切れないという事はほぼないので撮影テンポ自体は安定
- ワンショットAfからのプリ連続撮影はかなり使える
このあたりが所感ですね。
とまりもののサーボAFの揺れ


連写中の連続した2コマなのですが、このくらい違います。
アカショウビンの時もピントの揺れは感じていたんですが、カワセミは至近距離で撮影するのもあってよくわかりますね。
これは撮っている時は流石にわからないので連写するしかないレベル…。
ピントが思った位置にいっているのは大体5枚に1枚でしょうか。
ただフルサイズ換算で焦点距離1120mmで距離8~10mでの撮影ですし、致し方ないのかなという気もしないでもないのですが。
AFの反応が鈍い
このショットは今日撮ったのですが、カワセミが想定よりもかなり近くにダイブしたのでレンズを慌てて振ったものの、フレーミング的には問題なかったのですがピントが水の方に持っていかれてアウトでした。
ただ、あとでDPPでAF合掌エリアを確認したところ、このシーンは実はAFエリア自体はカワセミの方に合っていました。
レンズの方のAFの遅れが原因です。
ボディ側では被写体を捉えているんですが、そこにピントが合っていないという事がとにかく多いですね。
特に近距離ではEF800mm F5.6L IS USMのAFはかなり遅いので、この距離は色んな好条件が重ならないと難しそうです。
まぁ、想定通りだったとしてもこのパターンは手前に水柱が立つので無理ゲーですが😇
ワンショットAFからのプリ連続撮影
これは前の検証記事でも書いた通りなのですが、ワンショットAFの連写はMFと同様でEF800mm F5.6L IS USMでも最高連写速度が出るというのがポイント。
近距離のカワセミの飛び出しはAFではまず追従してくれないので、「初めにワンショットAFでピントを合わせてそのまま置きピンMF撮影のようにプリ連続撮影」が効果的なんですよね。
撮影時にはコソコソと、カワセミができるだけ真横に飛び出すポジショニングをして撮影しています🤣
まとめ
ロケーション
課長の羽毛がすごい勢いで再生していて、行動も安定してきています。
今の時期は大物をゲットしやすいので飛び込みの回数は少ないですが、これはまぁ例年通りかなと。
獲物が少なくなってきて数センチの小魚や小エビしか撮れなくなったら、頻繁に飛び込んでくれるハズ🤣
今日は暑いという予報で実際に暑くはあったのですが、雲はあったので陽炎はそこまででもなかったですね。
でももう1週間くらいで9月ですし、いよいよ渡りの季節がちかづいてきましたね…。
機材と撮影
とまりものはEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USM、飛び込みはEOS R5 mark II + EF800mm F5.6L IS USMで撮影しています。
前者はずっと使っていたので大丈夫ですが、後者の方も少しずつ慣れてはきました。
去年はEOS R5 mark II + ロクヨンで撮影していて距離20mを基本として撮影していましたが、今年は焦点距離が200mm長くなっているので距離25mくらいまでは大丈夫そうではあるなと。
EF800mm F5.6L IS USMはカワセミは結構厳しいと書いてはいますが、実際のところ距離25mならほぼ外さないですし、単純に射程が変わって近距離での撮影が厳しくなっているだけという気もしますね。
もちろんF値は高くなっているので画質的な条件は若干厳しくなっていますが、遠くからでも十分絵になるという感じ。
まだまだ陽炎も厳しく、木に葉も生い茂っていて撮りづらい季節ですがどんどん撮影していきたいところです。
さて、残暑が厳しいですね。
種によっては来週くらいから渡りを始めるのもいそうですし、気合を入れていきましょう🫡