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野鳥撮影 EOS R5 mark II+古いEF大砲(EF800mm F5.6L IS USM)の実戦レビューと撮影のコツ

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特殊動体撮影 (MF)

【記録公開】驚きのアカショウビン巣穴掘り撮影 (EOS R5 Mark II + EF800mm F5.6L IS USMで挑戦)
この投稿について 今年6月に撮影した「アカショウビンの巣穴掘り」の記録です。 この巣穴は繁殖に使用される事は結局なく、アカショウビンの姿も見なくなり、繁殖への影響はないと判断したため公開します。 巣穴撮影は繁殖期の鳥にとってストレ...

こちらは特殊ケースですが、案外使えるシーンは多そうなので紹介しておきます。

MF+プリ連続撮影による置きピン撮影


Canon EOS R5m2 800mm ƒ/5.6 1/8000s 3200 -3EV 

今年はアカショウビンの巣穴掘りを撮影する機会に恵まれたのですが、MF置きピン撮影してみて非常に良い結果がでました。

巣穴から突然飛び出したり、見えない場所から突然巣穴に飛んでくる被写体を撮影する場合はAFではなかなか追従できません。

ポジショニングを調整して置きピンでもピントが合う状況を確保して撮影することで、MFの方が有利な場合があります。

もちろん古いEFレンズでも30コマ/秒撮影できますので、使えるシーンでは積極的に使いたいですね。

また全くAFを気にしなくてよいのでExtenderをつけようが撮影に支障はないため、そういう面でもいろいろ違った撮影ができて面白いですね🤣

アカショウビンの時は、EF800mm F5.6L IS USM + Extender x1.4で30コマ/秒の動体撮影とかAFではまず不可能な事をやってました。

総評

EOS R5 mark IIでは古いEFレンズでも十分に動体撮影できる


Canon EOS R5m2 800mm ƒ/5.6 1/8000s 2000 -3EV 

EOS R7の時はEF800mm F5.6L IS USMで動体撮影するのはかなり厳しかったのですが、EOS R5 mark IIでは普通に使えます。

これはEOS R5 mark IIのAF性能が劇的に向上して、AFが変なものを掴むことがなくなり最小のフォーカスレンズ制御でピントが合うようになったのが大きく、古いEFレンズでのAF安定性につながっています。

RF600mm F4L IS USMからEF800mm F5.6L IS USMに変えて「当分は大砲を使った動体撮影は無理かな」と思っていたんですけど、これは嬉しい誤算でした。

ただし、カワセミではさすがにRFやEF II形以降のレンズとは大きな差はでますので、そこはスキルでカバーが必要です。

0か1かではなくリニアな性能差


Canon EOS R5m2 800mm ƒ/5.6 1/8000s 3200 -3EV 

EOS R7の頃はEF800mm F5.6L IS USMでの動体撮影は、正直「どうにもならないレベル」でした。

AFが全く安定せず、連写速度以前にシャッターが切れない場面も多く、諦めてハナからとまりもの撮影だけしていました。

EOS R5 mark IIでは「そのレンズのAF性能相応に使える」という感じですね。

ですのでEF800mm F5.6L IS USMの場合は「AFは少し遅くて連写は20コマ/秒だけど、他はRF600mm F4とそんなに変わらない」という感覚。

どちらかというとEOS Rシリーズのボディは新しいボディが発売されるにつれて、古いEFレンズは切り捨てられて使いづらくなっていくのかなと思っていたんですが、EOS R5 mark II(もちろんR1も)は逆に古いEFレンズでも使いやすくなっています。

これについてはCanonに拍手ですね…かなり見直しました。

 

さてとりあえずざっと使ってみて、EF800mm F5.6L IS USMでも十分動体撮影できるのはわかったのでしばらく遊んでみます。
いつかRFロクヨンII型が発売されたらロクヨンに戻るにしても、やはりこういうのは楽しいですね🤣

残暑が厳しいですが頑張っていきましょう。

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