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野鳥紹介(5月上旬~)
アオバズク (★★)
京都御苑などいくつかの場所に毎年アオバズクはやってくるので、行けば高確率で撮影できます。
京都御苑は滋賀じゃないでしょって話ですが、ぶっちゃけ大津市と京都市は15分程度で移動できる場所なので、滋賀みたいなもんです(謎)。
私は1年に1回は撮りに行くことにしています 🙂
ほとんど動きませんが、たまに目を開いたときにパシャリしましょう。
サンコウチョウ (★★★★)
一般的にはレアな鳥ではありますが、滋賀県ではかなりよく見かけます。
鳴き声は「ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイ」らしいですが、「ピヨロピー、ホイホイホイ」としかきこえません 😛
慣れてくると「ホイホイホイ」ではなく「ピヨロピー」の方だけきくとわかるので探しやすくなりますね。
最後の「ホイホイホイ」まで鳴かない事が多いんですよね。
警戒心が薄いのでいれば高確率で撮影できますが、追いかけると逃げるので出来れば通り道を予測してじっと待ち構えてストレスを与えずに撮りたいですね。
オスは長い尾羽をなびかせながら飛ぶので、飛び姿でもすぐにわかります。
少し薄暗い林を飛び回るので、綺麗に撮るのは大変かもしれません。
あと、尾羽が長いので近づきすぎるとフレームからはみ出ることも多いですね。
秘境というか自然が濃い場所じゃないとみかけませんので、朽木か菅山寺、音羽山あたりがよさそうです。
トケン類 (★★★★)
ジュウイチは名前の通り「ジュイチー」と鳴くので、いればすぐわかります。
ツツドリも「ポポッポポッ」と鳴いてますしホトトギスも「特許許可局」とか鳴いてますね。
ジュウイチはコルリ、オオルリ、ルリビタキの巣に、ツツドリはセンダイムシクイの巣、ホトトギスはウグイスの巣に托卵しますので、それらの鳥たちがいる場所にいることが多いです。
ただトケン類全般に言える事ですが、鳴き声は聴こえてもなかなか発見できません。
警戒心もそれなりに強いので、なかなか近づかせてもらう事もできません。
撮影の難易度はかなり高いと思った方が良いです 🙂
朽木や菅山寺、金勝山ではかなりよく鳴き声をききますね。
野鳥紹介(5月下旬~)
オオヨシキリ (★)
名前の通り、ヨシがあればいますので滋賀県には非常に多くのオオヨシキリがいます。
「ギョギョシギョギョシ」と非常に大きな声で鳴くので「仰々しい」ということで「行々子」という別名があります。
いればわかるというか…既に存在アピールが激しいですw
南では地球市民の森あたりがオススメで、夏には本当にうるさく鳴いていますね 😛
私は年に1回くらいはボウズ逃れで撮りに行きます。
ブッポウソウ (★★★★)
ブッポウソウは見た目がなんとなく仏法僧っぽいからつけられた名前かと思いきや、コノハズクの鳴き声をこの鳥のものと誤認されてブッポウソウという名前が付けられたそうです。
ブッポウソウは岡山県の吉備中央町など、いくつかの町で巣箱を設置して保護活動されているので単純に撮影したいならそういう場所に行くのが確実です。
ただ、滋賀にもやってきてはくれるので自然の中のブッポウソウを探すのも一興かもしれませんね。
私は自分から遠出して撮ることはあまりありませんが、朽木などに来てくれた年は通って撮影しています 🙂
アカショウビン (★★★★★)
みんな大好きアカショウビン。
「ヒュロロロロロー」という少し寂し気な鳴き声は一度きくと忘れられませんし、虜になってしまいますね。
滋賀では身近な山でもいたりしますので、早朝にまわってみると鳴き声が聴こえるかもしれません。
菅山寺は少し早めに入ってくる気がしますが、朽木は少し遅めの印象です。
そういう意味では長い期間にわたって撮影チャンスがあるわけですが、鳴き声はきこえるもののとにかく撮れない。
運良くわかりやすい場所に営巣してくれたりすると簡単に撮影できたりするのですが、運任せですね。
ルーチンとしては早朝に鳴きながら縄張りをまわって、その後は夕方に少し姿を見せるというパターンが多い気がします。
多くの人がアカショウビンチャレンジしていますが、難易度はかなり高めです。
ヤイロチョウ (★★★★★★)
ヤイロチョウについては、毎年滋賀の探鳥地を通過はするんですが、運がいいと探鳥地にとどまってくれるような感じです。
そうじゃない場合はその通過するタイミングでなんとか撮影せねばなりません。
鳴き声はとにかく大きくてわかりやすいので、いればすぐわかります。
警戒心はかなり薄いのと、大きな鳥ですので発見しさえすれば撮影はそこまで難しくありません。
ただ、個体数がとにかく少ないので難易度は非常に高いですね。
一部のヤイロチョウファンが血眼になってこれからの時期は探し回っています。
早朝に大きな声で鳴くのでそれが探鳥開始の合図ですねw