2025年 GW後半遠征について
はい、2025年の黄金週間後半ですがいろいろあって丸3日ほど遠征してきました。

1日目は朽木と榛原で十分遠征だったものの日帰りでしたが、残りは2泊3日で。
この季節はどうしても早朝に探鳥地に到着しないといけないのですが、先日の石川遠征の際に深夜1時に出発して探鳥してまた運転してその日に帰るというのは心身的にかなり厳しかったので致し方なし😇歳取ったなぁ…
かなりガッツリ行ってきたので4~5回にわけて投稿します。
初回は、ツグミ科 四姉妹(?)です。
マミジロ
ぱっと見では一瞬模様がトラツグミのように見えますが、マミジロ♀です。
大体普通に(?)探鳥していて出会うツグミ科の面々はツグミ、シロハラ、アカハラあたりだと思うのですが、改めて考えてみると日本で出会えるツグミ科ってかなり多いんですよね。
マミジロのオスは黒に白い眉で名前の通りなのでわかりやすいのですが、マミジロ♀は少しだけ判断しづらいですね。
ただ、野鳥撮影を続けていくと感覚的に憶えてきて、「ツグミ?…あれでもなんか違う」みたいな感じで違和感が出てきます。
私はまだすぐにわかる鳥の名前は少ないので、違和感を覚えたらGoogle Lens様に聞いていますね。
最近はかなり認識精度が高くてGoodです。
私の感覚ではツグミ科ってなんとなくいつも落ち葉をひっくり返している印象があるんですが、こういう苔が蒸している場所も好むんですね。
稀にミミズをとっていましたが、小さな木の実か虫のようなものもパクパクしてました。
これも何か小さいのを咥えているような。
何かに驚いて枝の上に退避したのでパシャリ。
今回撮った四姉妹の中ではちょっとだけ警戒心が強い気もしますが、どちらかというと動いたり音をたてたときで、静かに待ってる分にはどんどん近づいてくる印象です。
マミジロは比較的高い山の方へ移動してしまう鳥なので、この後は滋賀の方ではなく白山のあたりかそこから岐阜や長野あたりの方へ行っちゃうんでしょうね。
伊吹山って高そうですが実は1377mで、長野県だと普通に車で走ってる国道よりも低い場所だったりします😇
というわけで、マミジロは私の感覚ではあまり見ない鳥なので今回の遠征の目的の1羽でした。
オスも見られたら良かったのですが、また次回(?)に期待します😀
マミチャジナイ
マミチャジナイは、特殊な例を除けば日本のツグミ科では唯一の旅鳥ということらしいです。
私が初めてマミチャジナイを見たのは舳倉島で、当時は何もわからずに他のカメラマンが撮ってるから撮った記憶が。
慣れるとすぐわかるんですが、目の上下に白いラインが入っているのが特徴です。
「アカハラ…ん???」って感じな事が多いですねw
昔アカハラが「チャジナイ(茶鶫)」と呼ばれていて、それに眉があるから「マミチャジナイ(眉茶鶫)」ですね。
名前も特徴的なので何故か憶えてしまう鳥🤣
ツグミ科は大体そうですが、こんな感じで「ん~…?」って感じで地面を斜めに見て、その後で落ち葉なりをひっくり返しますね。
「ん~?」からの落ち葉ひっくり返しまでのスピード感がなかなか激しい😂
ひっくり返した直後にしばらく停止して、しばらく移動を繰り返します。
長い焦点距離のレンズを使ってる時は見失ったりもするので、私は撮ったらちょっとファインダーから目を離して…という感じですね。
渡りの季節では滋賀でも見られる鳥ですので、探してみても良いかもしれません。
朽木でもよく見ますね。