はい、というわけでEOS R3レンタル最終日です。
最後の気力を振り絞って撮影に 😛
こういう期限付きの撮影って普段はやらないので、結構堪えますね…プロの人は大変だ。
ちょっと長いので適当にダラダラみてください 🙂
- 滋賀のカワセミ
- 京都のカワセミ
- 飛び込み4 (成功?) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み5 (失敗) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み6 (失敗) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み7 (失敗) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み8 (成功) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
- ホバリング EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び出し EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み9(成功) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み10(成功) EOS R7 + EF600mm F4L IS II USM
- 飛び込み11(失敗?) EOS R7 + EF600mm F4L IS II USM
- 飛び込み12(成功) EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み13(成功) EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み14(成功) EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み15(失敗) EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
- 飛び込み16(半成功) EOS R7 + EF600mm F4L IS II USM
- ルリビタキ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + Extender x1.4
- ビンズイ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + (Extender x1.4)
- シジュウカラ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + (Extender x1.4)
- シロハラ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + Extender x1.4
- ヤマガラ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + Extender x1.4
- アオジ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + Extender x1.4
- まとめ
滋賀のカワセミ
飛び込み1 (失敗) EOS R3 + EF600mm F4L IS II USM + Extender x1.4
先日の予告通り、まずはExtender x1.4をつけての撮影ですが…2度ほどやってみてカワセミが飛び去り中になんとかピントが合うかもくらいのスピード感だったのですぐ終了。
全然AFスピードが間に合ってません 😛
Extender x1.4使う場合は距離が遠くて、被写界深度が深い状態じゃないと厳しいですね。
まぁ…カワセミ撮影ではExtenderは現実的じゃないなと改めて。
III型のレンズはExtenderをつけてもあまりスピードが落ちないとは聞きますが、画質はガタ落ちしますので、高速AF/高解像度センサー時代になるにつれExtenderの有用性は低下していってる気が。
飛び込み2 (成功) EOS R3 + EF600mm F4L IS II USM
多少R3に慣れてきたのもありますが、Extenderを外したら15m距離くらいで1発OK。
とにかくAFが被写体をちゃんととらえてくれるかだけですね..。
レフ機だとそのへんの心配はほぼしなくて良いのですが。
飛び込み3 (失敗) EOS R3 + EF600mm F4L IS II USM
現場でプレビューみて、なんでかはすぐわかったんですが…。
岩に持っていかれるならまだしも、このフレーミングで水面にピントです。
ど真ん中にわかりやすい岩というオブジェがあるのに、なぜに。
DPP
どうしてこんな掴み方になるのやら。
この時の獲物で満足したのか、いったんカワセミの姿が見えなくなったので京都に移動…。
京都のカワセミ
飛び込み4 (成功?) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
EF600mm F4L IS II USMで撮れるのはわかったのでEOS R3 + EF800mm F5.6L IS USMで最後のテスト。
ボケた草が手前にみえるとおもいますが、草の合間を縫って。
このくらい距離差があるとあらかじめ水面に合わせておけば撮れるのは撮れますね。
でもこれはどちらかというとラッキーショットです?
飛び込み5 (失敗) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
今日はコンディション悪かったですが、それでもなんでこれでピントが合わないのか..。
ほぼど真ん中なんですけどね…。
DPP
はい..謎のAFエリア1つだけ合焦。
いや、これどうみてもおかしいですよね。
飛び込み6 (失敗) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
これでもあわないか…とため息。
これもほぼ中央でとらえているんですが…。
DPP
謎の1カ所だけAF合焦ポイント。
ど真ん中で、どうみても被写体がわかりやすくドーンといるのに、わけのわからない場所に1点…。
ぶっちゃけ、AFのアルゴリズムにバグがあるとしか思えない 😛
飛び込み7 (失敗) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
これも、あっているように見えてピックアップした1枚だけ。
DPP
水しぶきのとこに行っているように見えて、多分謎のAF合焦エリア1点です。
さらにその水しぶきにピントがあってないのと、これで1点はちょっとおかしい気が。
飛び込み8 (成功) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
コンディションが悪いので撮れてももう一歩ですが、ようやく。
撮れた感触あっても撮れてないことが多いのでストレスが。
ホバリング EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
序盤
いつもながら。
飛び出しからの延長で場所をあわせただけではまずピントは合わないので、一度シャッターから指を離してます。
中盤
今日は珍しく手前側を向いてくれたので、なんかこじんまりしてて可愛かったです 🙂
こうやって見ると、EF800mm F5.6L IS USMでも連写速度でてますね..。
常時このくらい出るならEF800mm F5.6L IS USMでも使えそうですが、どうも不安定。
終盤
ホバリング中は、いろんな表情見せてくれてよいですね 🙂
水面を見てたので、そろそろ飛び込みそう…と少しレンズを下に振ったらそのままUターンされたというイケズでした。
飛び出し EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
撮れそうにない場所だったので飛び出しを。
真横方向じゃないとやはりきついですね。
飛び込み9(成功) EOS R3 + EF800mm F5.6L IS USM
下の方に草があってAFエリアをぶつけないように…なんとか成功。
一旦EOS R3の検証はここまで。
飛び込み10(成功) EOS R7 + EF600mm F4L IS II USM
EOS R3をずっと使って、大体ミラーレスの感覚がつかめてきたのでEOS R7でどうか。
これ、草の間を縫って撮れててちょっとびっくりショット。
気づいたらEOS R7でもそれなりに撮れるようになってきています。
飛び込み11(失敗?) EOS R7 + EF600mm F4L IS II USM
これはかなり近かったのと、かなり高いところから飛び込んだので、水にピント持っていかれるのは致し方なし。
水紋大きすぎw
飛び込み12(成功) EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
暗くなってきたのでEOS-1D X mark III。
もう完全にストレスフリー 😛 失敗する気がしない
飛び込み13(成功) EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
まぁ、ここまで歩留まりが明確に違うと、流石にミラーレス厳しいと言わざるを得ない感じが。
レフ機というか、EOS-1D X mark IIIが得意過ぎるだけかもですが。
飛び込み14(成功) EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
流石に後ろの草に少しだけ持っていかれてますが、こういうのは「仕方がない」と思えるやつ。
やはり、「何がまずかったのかわかる」というのは道具にはとても大事な気が。
よくわからない場所にAF合焦エリアが1点だけ..とかはないので。
飛び込み15(失敗) EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM
これは後ろの草に完全にもっていかれました。
まぁ..やむなしですね。
そろそろフレーミング精度もあがってきたのでAFエリア狭めようかな?
飛び込み16(半成功) EOS R7 + EF600mm F4L IS II USM
少しだけ明るくなったのでEOS R7で。
まぁ…準備したらすぐ暗くなったんですが 😛
ミラーレスの特徴さえおさえれはを撮れなくもないですが…R7の電子シャッターの羽の歪み凄いなとw
EOS R3で撮ってこういう形にならないことは知っているので、もうだまされません 😛
と、いうわけで今日のカワセミはここまで。
ルリビタキ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + Extender x1.4
夕方から晴れてきたので少し京都御苑へ。
オスは見当たりませんでしたが、昨日撮れなかったメスがいました 🙂
RAW現像前をみてるとわかるんですが、やはり少しEF800mm F5.6L IS USMよりシャッキリしないんですよね…。
ビンズイ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + (Extender x1.4)
久しぶりに見ました。
警戒心0で、もう最短撮影距離周辺でギリギリのバトルを 🙂
シジュウカラ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + (Extender x1.4)
えらくフレームに余裕がないな?という感じですが、ほぼ縦ノートリです..。
京都御苑の野鳥もとてつもなくフレンドリーなので、適当に時間が余ったときにはブラリと行きます。
シロハラ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + Extender x1.4
京都御苑はシロハラがかなり多いですね。
ヤマガラ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + Extender x1.4
バードバスに行くと、ほぼヤマガラの水浴びが見られます 🙂
アオジ EOS R7 + EF600mm F4L IS USM + Extender x1.4
今日はアオジも多かったかな…?
まとめ
EOS R3
はい…ようやく死のEOS R3検証期間が終わりました。
EOS R3が…というよりはミラーレス一眼の特性で、やはりカワセミの飛び込み撮影は私の撮り方やスキルでは、一眼レフ(EOS-1D X mark III)と比べると歩留まりがもう一つという結果に。
昨日こちらでも書きましたが、
- EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USM … 成功率8~9割
- EOS-1D X mark III + EF600mm F4L IS II USM … 成功率5~6割
- EOS R3 + EF600mm F4L IS II USM … 成功率3~4割
- EOS R7 + EF600mm F4L IS II USM … 成功率~3割
こういう感じです。
最近EOS-1DX mark IIIでEF600mm F4L IS II USMは使ってないので、この組み合わせはもうちょっと良くなってそうですが。
EOS R7は前はあまり撮れなかったのですが、撮れるようにはなってきてます。
ただ、とにかく多いのが「なんでそこを掴むの?」とか「これ、どこにもピントあってなくない?」という現象で、これが発生するともうどうすればいいのかもわからないので、歩留まりが改善しません。
少し前にAFのアルゴリズムで
小さい被写体を撮影中に、ごく稀にErr70が発生することがある現象を修正しました。
っていうのがありましたが、まだ何かバグなり想定していない挙動が起こってるような感じがしないでもないです。
単純に現在のCanonの像面位相差AFの限界なのかもですが。
EOS-1D X mark IIIも撮れないときは撮れないのですが、理由がしっかりわかるんですよね。
なのでそれを改善していけばおのずと歩留まりは高まるのですが…。
ただ、電子シャッターの30コマ/秒は強力ですので、撮れた時は「おっ」ってなりますね。
EOS R3について、この4日間ほど固めてカワセミ撮影してみてのまとめは、また別の投稿でやります 🙂
検証を経て
まず、感想としてEOS R3レンタルして4日間という期限付きでカワセミみたいな不確定な野鳥撮影を試すのはかなり厳しいw
仕事で野鳥撮影などをやっておられる方とか、相当大変でしょうねこれは。
やはり野鳥撮影は趣味でやるに限るなと痛感しました 🙂
結論としては、EOS R3は私にはまだ早いかなという印象。
私がEOS R3で歩留まり高く撮れるようになってる頃には、R1が発売されてそう?
EOS R3とEOS-1D X mark IIIは2400万画素と2000万画素ですのでそこまで大きな違いはないのと、やはりまだまだミラーレスのAFは進化の途上で、これからAIやクロスセンサー的なのが導入されてくると、劇的に変わりそうだなという印象。
EOS R5 mark IIはEOS R5と同等のビルドクォリティで、おそらく高画素版EOS R6 mark IIみたいな性能だと思いますのでその時にまた検討..ですかね。
EOS R3も歩留まりはEOS-1D X mark IIIに及ばずとも、画素数が4000万画素超ならば購入してたんですが。
EOS R1は…どうですかね。今のCanonミラーレスのまんま延長上にあるようならちょっと厳しいかもな?という印象。
やはりクロスセンサーなどAFに劇的な変化が欲しいところ。
いやぁ…ガチで疲れましたこの4日間 😛