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撮影時の配慮
施設の管理スタッフと協力
巣穴掘りを確認してすぐに、施設の管理スタッフに事情を説明してアカショウビンにストレスを与えない距離まで立ち入り禁止にできないかを相談。
施設側も許容できる約20mほどの範囲はすぐに対応していただけて、スタッフの方々には本当に感謝。
そしてそれ以降は状況を共有しながら、協力しつつ概ね統制のとれた見守りと撮影が行われました。
撮影距離
そしてアカショウビンは、翌日以降も毎日熱心に巣穴掘りをする姿を見せてくれました🤣
むしろ人が近づかなくなったことで、巣穴掘りに熱が入っていたような。
少なくとも誰の目にも撮影をストレスに感じていたような事はなかったようにみえました。
またこの期間の日中は常に有志がいましたが、状況を共有していた限りでは、カメラマンは誰もルールを破らず撮影していました。
巣穴について
今回の撮影はオスが巣穴を掘っている初期段階の観察で、いわば「巣穴候補地を検討している段階」でした。
またトラックや作業員の出入りもある場所でしたが、施設側と相談してトラックの進入をできるだけ控えてもらうなど、繁殖に配慮した上で観察・撮影が行われました。
もし産卵・抱卵に至った場合には関係機関とも連携して本格的な保護体制に移行する準備も進めており、十分に配慮されていたと思います。
アカショウビンの現状共有
しかしながら、当初はメスも駆けつけてオスと交代しながら巣穴掘りを行っていましたが、巣穴がほぼ完成したような時期からアカショウビンの姿は見られなくなりました。
巣穴掘りが行われたのは約1週間ほどで、その後も2,3日はオスが姿を見せてはいましたが、それ以降は現在に至るまでおよそ1ヶ月間、この巣穴へのアカショウビンの再訪は確認されていません。
ですのでもう撮影した写真を公開しても繁殖を妨げる確率はほぼないと思いますが、最終的な判断はご自分でお願いいたします。
友人との関係次第では「なんで教えてくれなかったの!?」的な衝突になる事もあるらしいので、その点は計画的に。