どうも体調がダメですね…というわけで今日も10時頃からしか動けなかったのでオオワシに行ってきました。
オオワシ
今年度はオオワシが飛来したという情報をみてから1回チャレンジしたんですが、残念ながら会えず。
ということで、今日はリベンジです。
EF800mm F5.6L IS USM vs RF200-800mm F6.3-9 IS USM
オオワシは非常に大きいので距離の目算を誤りガチなのですが、距離は100mくらいあります。
今日は晴天だったので好条件…と思いきや陽ざしが強くて陽炎がたってしまってなかなか解像感を出しづらい状況…。
どう撮ってもモヤっとしてしまう中で、「う~ん」とか言いながら撮影してました。
どうせならと、EF800mm F5.6L IS USMとRF200-800mm F6.3-9 IS USMの両方で撮影したのですが、この条件では言われないと違いがわからないですね。
RF200-800mm F6.3-9 IS USMやはりかなり良いなぁと思いつつ。
ちなみに、上の4枚では下2枚がRF200-800mm F6.3-9 IS USMでの撮影です。
ちょこちょこ
私が現地に着いたのは14:00という遅い時間でしたので、今日はもうずっと羽繕いしたり頭を掻いたり。
天気も良かったしのんびりしていたんですかね。
今日は結構近くで撮らせてくれた方な気がします。
普段は近くまで行っても角度や枝の問題で撮れない事が多いのですが、そんなに邪魔な枝もなく距離100mでしたので。
フン
人気者のオオワシおばあさんは、フンの撮影をしただけでも満足感がありますね 😛
2回くらいフンをしていたので「もしかしたらもう1度狩りに行くかな?」という期待感が。
銃声?
期待むなしく16:00も近づいてきて「そろそろねぐらに帰って今日はおしまいかな?」と、カメラマンは飛び出しを狙っていたのですが、ここで事件が。
飛び出しは一応撮影しましたが自然な形での飛び出しではなく、イノシシ狩りか何かをしている猟師の銃声でビックリしての飛び出しです。
銃声はかなり近くで、オオワシだけではなく他の鳥たちも一斉に飛びたっていたのと、撮影で待ち構えている私たち人間も「ドキ」っとして少しパニックになるくらいの大きな音。
私はオオワシの撮影では飛び出しはレリーズを握って待機しているので、かろうじて飛び出しの数ショットは撮れましたが、体に響く銃声でしたので、少し焦って状況がつかめずこの後の飛翔は撮れず…。
「猟師の銃声」と書いていますが、近隣の住民な人がそうじゃないか?と話されていただけで実際に何なのかはわかりません。
今日は到着して少し時間が経過したときにも、少し離れた場所で銃声が2回あったのですが、その時もオオワシはビクっとしてました。
なんとなく獣よけの空砲な気がしますが、位置が妙に変化してましたね。
オオワシは国の天然記念物ですので、誤って撃たれてしまうというような事はないでしょうが、そんなわざわざオオワシの近くで銃を使って狩りをしなくても…と、どうしても思ってしまいますね。
地域住民からみたらオオワシ目当てでやってくるカメラマンは邪魔なだけでしょうし、まぁ色々あるんでしょうが。
これが原因でオオワシが山本山から遠ざかってしまうのは残念ですし、新聞やネットでも話題になる山本山のおばぁちゃんですので、この期間だけでも何かできないものなんですかね。
ジョウビタキ
距離25m。
何気なく撮っていて、現像時に「あれ?これ、EFハチゴローの割には結構厳しいな」と思ったら思いのほか距離がありました。
ただでさえ陽炎が立ち気味だったので、それも相まってちょっとビックリ。
距離にルーズになりすぎなので少なくとも20mくらいまでは近づく癖をつけないとなと思う昨今。
モズ
同じく、何気なく「あ、モズだ」と思って撮ったんですが距離40m…。
もう少し光の状態が良ければマシでしたが、この距離はEFハチゴローでも厳しい距離。
撮ってる時は25m~30mくらいの気分で撮っていたので完全にアウトですね…気を付けないと。
まとめ
オオワシ
今日は快晴でしたので綺麗に撮れるかな?と思って行ってみたんですが、完全に陽炎の事を忘れていました。
距離100mくらいになると大気の影響を大きくうけるため、陽ざしが強い日の撮影は逆にかなり厳しいものがあります。
陽炎は距離30m程度でも酷い時は酷いのですが、すっかり忘れてましたね…。
それでも比較的撮りやすい位置でくつろいでくれていたのでラッキーではあったのですが、路上駐車して謎の大きな奇声をあげながら撮っている人がいたのと、〆には謎の銃声が…謎だらけの1日でした。
とはいえ、今期はもしかしたらオオワシは撮れないかな?と思っていたので少し気が楽になりました。
RF200-800mm F6.3-9 IS USM
改めて、かなり良いですね。
このくらい引いての写真ならもう大砲レンズと違いはほとんどわかりません。
遠い被写体は厳しいかなと思ったんですが、大気の影響を考えると解像力のあるレンズでも好条件じゃないとどちらにせよシャッキリしないので、超遠距離撮影の場合は逆に大砲レンズとそんなに差がない気がしてきました。
私は猛禽はあまり撮らないのでこの辺りのケーススタディが足りてないのでよくわかりませんけど 😛
100mくらいの撮影は猛禽を撮っている人は詳しそうですが、ちょっと研究したいですね。
ローリングシャッターの歪み
銃声がして焦ってレンズを振ったせいで、EOS R7の本領発揮の凄まじい歪み写真が。
SS 1/4000でレンズ振りながら撮るとこんなことになるんだなぁ…。
撮り鉄な人の写真をみてて背景が斜めになっている写真をよく見るのですが、これは流石に使いものにならないですね 😛
このシーンは電子先幕かメカで撮っておくべきだったと反省。
さて…体調がずっと悪いですが頑張っていきましょう…。