この投稿について
この投稿では昨日撮ってきたカワセミ撮影の写真紹介と、EOS R5 mark II + EF800mm F5.6L IS USMでのカワセミ撮影について簡単に評価してみたいと思います。
先日のハヤブサ撮影と同様ですが、EOS R5 mark IIや少し古いEFレンズの購入を考えている人にとって何かしら助けになれば。
カワセミ
課長の帰還
はい、というわけでとうとう待ちに待ったカワセミ課長の帰還です。
3月半ばに姿を消して8月半ばまでなので約5か月ぶり、禿げあがった頭が繁殖期の過酷さを物語っていますね。
「お疲れ様でした、ホームでくつろいでね」という思いで撮影🫡
距離10m、相変わらずのエリート具合😂人を全く怖がらない
縄張りに戻ってきてすぐで、少しは警戒するかなと思ったんですがそんなことはまったくなく。
繁殖期前と同じルーチンで同じ枝にとまってくつろいでいました。
課長の由来
普通のカワセミはなんだかんだ早朝と夕方にやってくる事が多いのですが、この個体は朝早いとほぼいません。
この場所を縄張りにしていた先代のカワセミからずっとなのですが、遅めに出社してくるので重役っぽい...だけどそれほど偉そうでもないということで課長と呼んでます😂
あとはこの公園で勤務しているかのようにサービスが良いので、公園関係者みたいだなというのもこめて。
先代の課長と血のつながりがある感じでしたので課長Jr.と呼んでいましたが、先代を追い出して去年の秋に課長職に就きました。
去年は縄張り争いで他の幼鳥や初代課長とバチバチにやり合っていましたね。
寂しい頭髪
クチバシの鼻に近いところの羽毛が完全に禿げあがってますね。
毎年この時期のカワセミは痛々しいのですが、今年は極めつけな気がします😇
多分ですが、繁殖期に2~3回ほど雛を育てたんだろうなと。
怪我をしている感じはなかったので、穴掘りなどを頑張りまくったんでしょうね。
背中の羽毛もボロボロですね。
9月中には換毛が終わって綺麗になりますので、この状態を見れるのも今だけだったりします🪶
「本当にお疲れ様、無事に帰ってきてくれてありがとう」...と心の中で感謝しつつ。
飛び込み1 (向きが残念)
まずは久々なので感覚を取り戻す感じで。
EOS R5 mark IIにバッテリーグリップをつけてEF800mm F5.6L IS USMだと、一眼レフだったとしても重い方の部類に入る機材だったりします😇 1DX3より500gくらい軽い程度?
フレーミングやシャッタータイミング的に失敗しているわけじゃないですが、完全に背中向きで手前の水紋をとらえてますね。
川のカワセミとは違って飛び込む方向はカワセミの気分次第なシチュエーションがあるので、運が大きく左右する面があります。
ただ、とりあえず思ったよりもちゃんとレンズを振ってとめられたので初回はこんなもんかなと。
飛び込み2 (失敗)
これは私のミスで完全に失敗。
想定よりも手前に飛んできて、照準器の視差の分を考慮せずにレンズを固定してしまいました。
中央の水紋をAFが掴んでいるので、動作としては正しいですがしくじったなと。
斜め奥に向かって飛んで行っているので、シャッキリ撮れていてももうひとつだったハズと負け惜しみしつつ😂
5ヶ月ぶりなのでいろいろと思い出して修正しながら...ですね。
久しぶりに課長と会ってすこし興奮していたのもあり😂言い訳
飛び込み3 (成功)
久々の浮上撮影
はい、というわけで5ヶ月ぶりのカワセミのダイブ撮影です。
距離は15m。
ここの主食はエビ(ザリガニ?)で、9~11月くらいには大物の魚をとることもあるような感じです。
すこしベタっとして見えるのは換毛前で羽毛がボロボロで撥水力も失われているからですね。
しかし、数年前は距離20mの焦点距離600mmでもかなり苦労していたのに、気づけば距離15mの焦点距離800mmでも余裕ができてきましたね。
慣れてくるもんだなぁと😂
撮影機材評価
EOS R5 mark II + EF800mm F5.6L IS USMでは初のカワセミ飛び込み撮影成功となります。
雨が降っていた上に遅い時間で暗かったのでEV-3のISO4000という厳し目な設定...とはいえ、その割には綺麗に撮れましたね。
ロクヨンと比べるとやはりF値は厳しくなるんですが、今日の暗さでSS 1/4000でこのくらい撮れていたら全く問題ないかなと。
2段階浮上だったのにピントがあったのはギリギリでしたが、初め手前の水しぶきに行ってたせいなのでAF速度はまた次回評価。
若干心配なのは被写界深度で、距離15mではロクヨン14.5cmに対してハチゴローは11cm程度と、カワセミのサイズを考えると無視できない違いがあります。
この写真でも手前と奥で羽がかなりボケてますね。
ノートリ
ノートリだとこのくらいで、今の私のスキルだと程よいくらいだったりします。
もうちょっと余白は小さくてもいいですが、近づくとレンズを振る距離が長くなって速く振らないといけなかったり、さらに被写界深度が薄くなったりで厳しいですね...精進します。
F値的には撮りやすいのは間違いなくロクヨンだなと思いますが、これから何度か撮ってみて実際どうか確認していきます。
ロクヨンだともうちょっと被写体が小さくなるので他の物体を掴み易かったり、ハチゴローの方が大きく写る分だけ被写体検出精度が高かったりとかあるので、こういうのは現場で評価してみないとなかなかわからないですね😇
ただ、今期の初回としては問題なく撮影できる事がわかったので上々でした。
まとめ
ロケーション
とうとう待望のカワセミ課長の帰還です。
写真を見てもわかる通り凄まじいハゲ具合ですので、繁殖期はかなり壮絶だったのではないかなと😎
とにかく無事に帰ってきてくれて「ありがとう、お疲れ様」しか浮かんでこなかったですね。
で、帰ってきて早々に若いカワセミを追い払ってました😂強い
先代の課長を追い払った個体ですので、そう簡単にはこの場所は譲らないだろうなと。
今期もこれからの撮影が楽しみになってまいりました。
機材
最も検証したかった組み合わせの、EOS R5 mark II + EF800mm F5.6L IS USMで撮影です。
先日こちらの記事で書いた通りで、EOS R3やR7ではどうにもならなかったのですがEOS R5 mark IIでは全く問題なくて拍子抜けくらいの感覚です。
去年 EOS R5 mark II + EF600mm F4L IS II USMでカワセミを撮った時は「EOS Rシリーズで最高連写速度が出るレンズ」でしたが、「最高連写速度が出ないレンズ」でも問題ありませんでした。
EOS R3/7 + EF800mm F5.6L IS USMだと連写がとにかく不安定なんですが、そういう気配は全くないのでEOS R5 mark IIではよほどのことがない限り20コマ/秒で固定されている気がしますね...安定していて非常に良いんじゃないかと。
AFも変なものを掴まないので、ピントがすっ飛ぶことがないためかとても理にかなった撮影ができています。
RF100-500mm F4.5-7.1L IS USMが戻ってきたら試そうかなとは思ってますが、普段はもうEOS R5 mark II + EF800mm F5.6L IS USMでいいかという感じですね。
EF800mm F5.6L IS USMで感じている問題
EOS R5 mark II + EF800mm F5.6L IS USMで感じている問題が1つあって、「サーボAFの1コマ目」をピント優先にしていても、ハンチング的な動きをして、とまりもののガチピン率が低いというものです。
RF600mm F4L IS USMではほぼ100%ガチピンだったのが、40%くらいまで低下しているように思います。
連写しておけば基本的にはどれかはあっているので問題ありませんが、ちょっと気をつかいますね。
ただEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMでも同じような事がおきていて、「あれ?以前こんなことなかったような...」という気もしますので、もしかするとこのレンズのAFか手振れ補正の機構がヘタってるだけという気も...。
ピントが合ってるかどうかを見る目が厳しくなっただけという気もしないでもないのですが。
ロクヨンの時のクセでSS 1/200で撮ることが多いので、そもそもSS 1/400じゃないと安定しなかった気もしてますし、この冬通して撮ってみておかしかったらCanonに持ち込もうかな🤔
さて、とうとうカワセミのシーズンです。
今年は夏鳥の帰還が案外長かったので、良いタイミングで戻ってきてくれました。
来週はまた暑いらしいので健康には気をつけて頑張りましょう😎