CaptureOne「Enhanced Denoise」

今現在、自作の現像ソフトを使っているわけですが...どうしても救いたい写真が出てきてしまったので、CaptureOneを検証的に今月だけサブスク復帰。


今の自作現像ソフトで結構救うのが難しい写真をCaptureOneで救えるのかというのを、新機能の「Enhanced Denoise 」をテストがてら試してみたいなと。


あと、このところ自作の現像ソフトを独自路線でアップデートしながら使っていたので、久々にCaptureOneと比較調整したかったというのもあり。

Enhanced Denoiseって?

Capture One Tool Introduction | Enhanced Denoise

簡単に言うとDxO PureRAWみたいなディープラーニングAIノイズ除去が、CaptureOneにも内蔵されたということですね。


私がまずCaptureOneで今回試したかったのは、


  • DxO PureRAW + CaptureOne
  • CaptrueOneでノイズ除去も行う


というこの2パターンの比較評価。

DxO PureRAW と CaptureOne Enhanced Denoise

CaptureOne ED
DxO PureRAW
機材
EOS R7 + EF400mm f/4 DO IS II USM +2x III
焦点距離
800mm
SS
1/200
F値
8
ISO
1000
露出補正
-1
撮影距離
20.2m

基本的にはどちらもディープラーニングでノイズ除去を行う機能ですが、結局のところ「ノイズを消す」のはどのソフトウェアでもできます。


野鳥撮影では美肌的にのっぺりしては意味がないので、「ディテールをしっかり残したままで、どれだけノイズを除去できるか」というのが重要になります。


まぁ...比較してみましたが、野鳥撮影では私の用途では断然DxO PureRAWですね。


CaptureOneはTOPAZよりはマシな気がしますが、ノイズは消えても「のっぺり」します。

もうちょっと僅差なら考えたのですが「全く違う」ので、CaptureOneのこの機能は忘れることにします。


「これでCaptureOneの方が圧倒的に良かったらサブスク完全復活させるしかないなぁ」と思ってたんですが、そんなことは全くなく。

ふと思い出したんですが、DxO PureRAW5でDeep PRIME3とちょっと似てるかな...。


「ノイズ除去が強力になったけど、ディテールはつぶすようになったよ」という野鳥撮影では意味のないアップデート。


人間の写真をノイズ除去するときは、こっちの方が綺麗に見えることも多いんですよね(美肌?)


DxO PureRAW6はパラレル処理で速くなったらしいですが、DxO PureRAW4で何も困ってないのでとくに試してません🥴


当面はDeep PRIME XD2sでいいかな...。

本質的ではない機能をアップデートして料金をとっていくのは、これ系ソフトウェアのサガか...。

「かすみ除去」CaptureOneと自作現像ソフト

EF400mm F4 DO IS II USMの弱点

機材
EOS R7 + EF400mm f/4 DO IS II USM +2x III
焦点距離
800mm
SS
1/200
F値
8
ISO
1000
露出補正
-1
撮影距離
17.6m

撮って出し。


EOS R7 + EF400mm F4 DO IS II USMで、Extender x2。

距離はともかくですが、F8でテレコンx2ですので回折の影響も大きいタフな撮影。


撮ってた時はあまりわからなかったのですが超逆光でファインダーを覗かないとまぶしくてアカショウビンが見えないほどでした。


撮って出しの状態だと「まぁ暗いだけかな?」という風に見えますが、露出補正すると凄いことになっているのが分かります。

とりあえず撮影でしくじった点

これまではEOS R7 + EF800mm F5.6L IS USMをよく使っていたので、EOS R7 + EF400mm F4 DO IS II USM + Extender x2も同じ気分で使っていたのですが...。


よく考えたら「Extender x2で800mmにしても、フードは400mm用のままじゃん」と。


EF800mm F5.6L IS USMの場合はもっと長いフードでケラれないギリギリまで余計な光をつぶしているのですが、400mmのフードが短くてそこまでカバーできてないぞと。


というわけで同じ気分で使うと逆光バリバリじゃんという話...。

撮影に集中しててまったく気づきませんでした😭

露出補正

機材
EOS R7 + EF400mm f/4 DO IS II USM +2x III
焦点距離
800mm
SS
1/200
F値
8
ISO
1000
露出補正
-1
撮影距離
17.6m

まず、当たり前の機能ではあるんですが露出補正。


後でかけるかすみ除去はコントラストが高くなってしまって見える反面、少し暗くなるんですよね。

あと、そもそも暗く撮ってたりするので適切に補正するためにまず露出補正を使います。


これも実際使ってみると、僅差ではありますがCaptureOneはよくできてます。

あとは露出補正ではありませんが、トーンカーブも適切にやられていて非常に綺麗。


で、上の写真が露出補正+2したものですが、コントラストがここまで低下していると笑えますね🤣


本当の逆光時には蛍石でもどうにもならないのですが、このDOレンズは少しの逆光が入ってきてもコントラストが低下します。


逆に言うとこのレンズの弱点ってこれぐらいで、ほかは非常に優秀。

なので、これをRAWで補正できれば、このレンズはほぼ万能で使えますよと。

かすみ除去

かすみ除去なし
かすみ除去あり
機材
EOS R7 + EF400mm f/4 DO IS II USM +2x III
焦点距離
800mm
SS
1/200
F値
8
ISO
1000
露出補正
-1
撮影距離
17.6m

というわけでかすみ除去です。

このくらい補正できれば普通の写真と全く変わりませんよね。


「コントラスト上げたらいいんじゃないの?」と思われるかもですが、実際やってみると単純にコントラストを上げてもシャッキリさせることはできません。


ほとんどの場合は「かすみ除去(deheze)」で補正します。


今回かなり状態の悪い写真の補正をしたのですが、やはりCaptureOneはこういうのにも万能に対応できるのはすごいなと。


で、それを見て自作現像ソフトでもCaptureOneと同程度にかすみ除去できるように改修...。


やっぱり作ってもその後実際にいろんな写真で試しながらアップデートしてかないとねぇ...と。

まぁ今期終わるころには安定してそうですが。

まとめ

機材
EOS R7 + EF400mm f/4 DO IS II USM +2x III
焦点距離
800mm
SS
1/200
F値
8
ISO
4000
露出補正
0
撮影距離
17.6m

はい...というわけで、撮ったアカショウビンの写真があまりにもタフな状態だったので、CaptureOneを1ヵ月だけ課金して、それを参考に自作の現像ソフトウェアも同様の品質でかすみ除去できるように改修しました🤣


かすみ除去についてはEOS R7やEF400mm F4 DO IS II USMでは必須機能ではあるので、この機会に自作現像ソフトウェアの方の品質向上できて良かったなと🥴


ついでにCaptureOneに「Enhanced Denoise」も搭載されたということでそれのテストもしましたが、おおむねの予想通り私はパスかな。




さて...今期もあと2週間と少しくらいですかね...頑張っていきましょう🥴


今期はアカショウビンを撮れてはいますが、かなり運任せで安定しませんね。


場所もバラバラです。


もちろん大発見があれば7月も延長戦になりますが、さて...。