夏鳥探鳥まとめ

この投稿について

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/3200
F値
5.6
ISO
2500
露出補正
0
撮影距離
20.5m

3回にわたって2025年の夏鳥探鳥についてまとめていきます。


第2回は中継地の鳥たちも目的地に向けて移動し、滋賀県に入ってきた渡り鳥たちを追う5月中の探鳥となります。


滋賀県をメインに書きますが、近隣の県だと参考になる点も多いかと。

滋賀の夏鳥の傾向

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
1250
露出補正
-1
撮影距離
20.5m

過去の傾向からですが、夏鳥は大体2回にわけて渡ってくるように感じています。


私はなんとなく先鋒隊本隊と呼んでいますが、大阪に渡ってきてから大体1~2週間くらいで滋賀に先鋒隊が到着します。


この時期は滋賀は盛況で、サンコウチョウやアカショウビン、オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、サンショウクイ、クロツグミといった夏鳥レギュラーメンバー達を見る事ができます。


ただこの先鋒隊は長続きはせず、通過したり営巣を始めたりでわりかし短期間で一度静かになります。


その後少ししてから本隊が6月くらいから入ってくるような感じですね。


本隊は先鋒隊と同種の鳥たちの数が増えるほか、さらに珍鳥が入ってきたりしますが、難易度は上がっていく感じかなと。

この時期はじっくり探鳥地に通う


第1回は遠征を中心としてきましたが、この時期は地元の探鳥地にひたすら通って探鳥しています。


これは私が単純にサンコウチョウが好きだからというのもありますが、この時期に鳥たちの行動傾向や探鳥地の変化を把握しておくと6月の探鳥が充実したものになるというのがあります。


この時期は一期一会というよりは鳥たちの行動を把握することで撮影成功率は高まりますし、鳥種は増えていきますので何度も通う事で珍鳥を発見できたりもします。


例えば今年はサンコウチョウが非常に高い確率で通ってくれたルート場所があって、この7月の初旬までそれは変わらず、長く撮影を楽しむことができました。

朽木の夏鳥

サンコウチョウ

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
640
露出補正
0
撮影距離
23.4m

私の夏の野鳥撮影は、とにかくサンコウチョウを撮らないと始まりませんし終わりません🤣


今年は先鋒隊のサンコウチョウが少なかった上に、かなりイケズでしたのでヤキモキしましたが無事撮影。


探鳥地で「グエ、ピヨロピー、ホイホイホイ」という声が聴こえたら、ソワソワして撮れるまで毎日通ってしまうような勢いです。

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
640
露出補正
-1
撮影距離
16.5m

私が初めてサンコウチョウを撮ったのは白山の麓の秘境で、「こんな鳥が日本に実在するのか」と衝撃を受けた記憶があります。


他の鳥と見た目が全く違うし鳴き声は特徴的だし、本当に童話や図鑑の中の別世界の生き物という感じでした。


いや、どうみても変でしょ🤣


正直な所、アカショウビンやヤイロチョウなどよりも好きな鳥ですので、他の鳥は放っておいてずっと撮っていたいというのが本音ですが、撮りすぎると流石に疲れますね😇

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
640
露出補正
-1
撮影距離
16.5m

サンコウチョウは鳴き声を追って行動を把握すればほぼ確実に撮れる鳥ですので、探鳥の練習相手としては非常に良いターゲットです。


この時期はずっと鳴き続けていますので気分的にも盛り上がりますし、オススメですね。

機材
Canon EOS R7 + EF800mm f/5.6L IS USM
焦点距離
800mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
320
露出補正
0
撮影距離
16.7m

今年すこし心残りだったのはメスをあまり撮れなかったこと。


これは去年撮ったメスですが、これは流石にあざとすぎて心が持っていかれてしまいました🤣


まだ渡ってしまったわけではないのでチャンスはありますが、何とか残り短い期間で撮影できますように....。

オオルリ

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
1600
露出補正
-1
撮影距離
20.5m

第1回でも書きましたが、今年はとにかく行く先々でオオルリに出会った年でした。


例年は朽木ではそんなに頻繁にはオオルリに会えないのですが、今年は人間をまったく気にせずにずっと囀ってましたね。


もしかしてオオルリって増えているんだろうか🤔

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
3200
露出補正
-2
撮影距離
16.5m

おかげさまで、これまではオオルリの囀りはそこまで判断できなかったのですが大体のパターンがわかりました😂


オオルリは囀りも何種類かあって「あれ?これ何の声だっけ?」ってなる事が多いんですよね。


あと鳥の鳴き声からどの辺にいるかを探す時に「感覚とズレる鳥」がいるんですけど、オオルリもその中の1羽。


今期はその辺を結構アジャストできたかなと思います😎

キビタキ

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
2000
露出補正
-1
撮影距離
20.5m

この時期は朽木にはキビタキがかなりの数が飛来します。


なので、渡りの中継地ではキビタキの撮影はほどほどにすることが多いですね。


私の中では滋賀県で夏鳥というとキビタキという感じがしますが、朽木を中心にまわっているからなんだろうか🤔

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
2000
露出補正
-1
撮影距離
15.1m

ただ今期の先鋒隊については少し様子がおかしくて、キビタキは少な目でした。


なんとなく、通過するか到着して早々に営巣を開始するツガイが多かったかな...?


5月ってこんな涼しかったっけ?って思うくらいには気温が上がらなかったのでそのせいかもしれず。


いや、それでも十分多かったですけどね😂

コサメビタキ

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
1250
露出補正
-1
撮影距離
16.5m

小雨の中のコサメビタキ。


ちなみに名前の由来は小雨からきているのではなくて、鮫のような色の鳥のサメビタキがいるので、それの小さいのということでコサメビタキになったとか。


どうしてもこの時期はオオルリやキビタキといった派手な鳥が多くて、コサメビタキは名脇役のような立ち位置になっている気がします🤣

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
100
露出補正
-1
撮影距離
15.1m

滋賀ではよく見る鳥ですが、早めに営巣して表には出てこなくなることも多く、そこまで頻繁に...というわけでもない感じ。


縄張りというほどでもないですが餌場のようなものは決めているらしく、大体同じ場所を飛び回ってはいます。


ビタキ系全体の特徴としてそこまで警戒心は強くないのですが、「コサメビタキを探そう」という感じにはなりにくいので撮影率はちょっと低めだったりしますね🦅

サンショウクイ

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
1600
露出補正
0
撮影距離
20.5m

今年の夏に滋賀で大爆発していたのが、このサンショウクイ。


本当にどこに行ってもヒリヒリ鳴きながら上空を飛んでいました。


かなり高い所を飛ぶので、鳴き声がしたら一応どの辺に飛んで行ったかを見届けて、近くにとまったら撮ってみる感じ。

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
1600
露出補正
0
撮影距離
18.3m

最近は冬場にリュウキュウサンショウクイをよく見るのですが、サンショウクイはどうも強い鳥な気がしてます。


イソヒヨドリなんかもいつの間にか町の中でたくましく繁殖するようになってますし、気が付いたらサンショウクイだらけという未来が待ってそうな気がしないでもない😎


警戒心はあまり強くないので、近くにとまってくれさえすれば撮影は容易な鳥ですね。

クロツグミ

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
320
露出補正
-2
撮影距離
18.3m

滋賀では営巣して繁殖するので、本気の?クロツグミを見れます🤣


これを撮影したときも縄張り争いでバトルを繰り広げていました。


鳥は全般的にそうですが、人間に対しての警戒の優先順位は少し低くて、縄張り争いであったり鳥たちの間での問題に対しての優先順位が高い傾向があります。


なので、求愛であったり縄張り争い、狩りなんかに集中している時は人間そっちのけな事が多いですね🤣

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
200
露出補正
-2
撮影距離
20.5m

この時期はクロツグミもツガイで行動しているので、縄張り争いが落ち着くと大体セットで見る事が出来ます。


ただクロツグミも営巣すると全く鳴かなくなって姿もみなくなりますし、警戒心も非常に強くなるので撮影しやすいのはこの時期までですね。


たまに警戒心ゼロの変な個体を見ますが🤣

イカル

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/400
F値
5.6
ISO
640
露出補正
-1
撮影距離
23.4m

今期、サンショウクイと並んで多かったのがこのイカル。


渡り鳥というわけではないので大体いつでもいますが、特に多かったのは先鋒隊が少なかったせいなんだろうか?🤔


「ケッケッケ」という鳴き声が常に響き渡っていました。

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/400
F値
5.6
ISO
160
露出補正
-1
撮影距離
20.5m

イカルは冬は木の実をひたすら食べている印象があるんですが、この時期はたまに昆虫もとっていますね。


木の実を割って食べられるように進化してるのでクチバシがかなり独特。


常に木の実の汁で汚れている印象があります😎

ヤマドリ

機材
Canon EOS R7 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
焦点距離
500mm
SS
1/200
F値
7.1
ISO
3200
露出補正
-1
撮影距離
20.9m

この時期は滋賀ではヤマドリがよく見られます。


ヤマドリやキジは母衣打ちで求愛しますので「バタバタバタバタ」という羽の音がよく聴こえますね。


車で走ってると我が物顔で道路を闊歩しているのをよく見るため、車をとめてすぐ撮れるようにこの時期は助手席にカメラを常備していたり。

アカショウビン

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
2000
露出補正
-1
撮影距離
27.2m

少しフライングですが、アカショウビン。


今期は特に数が多くて、滋賀の山々で車を走らせているといろんな場所で鳴き声を聴くことができました。


渡り元の土地が離れているのか、先鋒隊として何羽かが入ってきて一度静かになって、6月くらいに本隊が到着したらいよいよ激しく鳴きだす感じですね。


なので、滋賀のアカショウビンは少し遅めの印象。

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
1250
露出補正
-1
撮影距離
20.5m

これだけ鳴いているのにとにかく5月中はうまく撮れなくて、6月に入ってすぐになんとか撮影できました。


何度か書いていますが、アカショウビンは目の前の木で鳴いていても姿を発見できない鳥No.1だと思ってます🤣


なので「目の前で鳴いていたのに...」という事が多いですが、私は目の前のアカショウビンの撮影成功率は10%くらいですので気落ちせずに何度もチャレンジしてください😇


飛んでしまうと飛行距離も長いことが多いので、なかなか撮影難易度の高い鳥ですね。

まとめ

ロケーション

機材
Canon EOS R5m2 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
2500
露出補正
1
撮影距離
16.5m

今年の先鋒隊はオオルリ、サンショウクイが多く、キビタキ、サンコウチョウは少なかった印象です。


第3回で書きますが本隊はキビタキもサンコウチョウも多かったので、少し遅れた個体が多かったのかなという感じです。


この時期は入ってきたばかりで囀っている個体が多く、まだ警戒心は強くないので撮り放題ですね。


野鳥撮影を始めたばかりの人に特に憶えておいてほしいのは、夏鳥の撮影時期は人間にとっての真夏じゃなくて4月~6月が主だということでしょうか...。


イメージよりも早めに始まって早めに終わってしまいますので、来年の参考にしてください👌


冬鳥は大体イメージ通りの時期に撮れるので少しギャップがあるかも知れませんね。


有名な探鳥地では7月は雛が孵って子育てや巣立ちする時期ですのでまだまだ撮れますが、営巣地がわからない場所ではお手上げになります。

機材

大体はEOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USM + Extender x1.4で撮ってました。


この時期までは鳥たちは警戒心が薄くて近くで撮らせてくれるので、この機材で十分ですね。


何度か書いていますが、この組み合わせは「解像力的にマッチした組み合わせ」でフルサイズ4500万画素 + 840mm F5.6というのは一つの理想なのかなと思います。


EOS R7のようなAPS-C 3250万画素で800mm F5.6になると限界に近い組み合わせなので、そうとう求められるレンズ性能がシビアという感じですね。


800mm F4とかの大口径があると別なんでしょうが、持ち歩くの無理ですしね😇


さて、第2回はいつもの滋賀の夏鳥レギュラーメンバーでした。

最後の第3回は夏鳥本隊になります。


なにかしら滋賀で探鳥する人の参考になれば🥴