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尾羽をフレームにおさめる
場合にもよるものの、やはり尾羽もしっかりフレームに入れたいと思いますので撮影時は尾羽を意識しましょう。
焦って撮ると尾羽のことを忘れていて現像時に「しまったー」ということになりがちです。
距離にもよりますが、尾羽の事を考えずに撮るとまず尾羽はフレームから外れます😂
近い場合は横フレームでは入りきらない場合がありますので縦フレーム撮影も視野にいれて、いつでも対応できるようにしておくとGoodです。
画質に満足できない
これはサンコウチョウに限った話じゃないのですが、どうしても期待したほど綺麗に撮れない場合があると思います。
SNSで多くの綺麗な写真があがっていますが、そういう写真は大砲、少なくとも単焦点レンズが使われている場合が多いです。
どうにもならない性能の壁はやはりありますので、色々頑張っても無理ならば機材買い替えを検討しても良いかと思います。
綺麗に撮りづらい機材で何度も通って至近距離で撮れるチャンスを待つか、撮れる機材で少ない機会で仕留めるかという感じですね。
特に現役組は土日くらいしか撮影に出られませんし、そもそも珍鳥にはなかなか出会えないので、少ない撮影機会をものにできた方が良いのではないかと思います。
何度も探鳥地に出向いて撮影する時間や移動コストとストレスを考えると、期待した通りに撮れる機材を使った方が結果的に良いケースが多いですね。
保証がきれている状態で落下させたり盗難にあったりすると詰みますが、その辺りにだけ気を付ければ購入していつか売却したときの差額を考えると、実はそんなにお金をかけずにイケたりします。
元も子もないことを言ってますが、画質…特にレンズの性能に関しては努力ではどうにもならない壁がありますので、どれだけ頑張って撮っても画質に満足できない場合は検討してみるのもアリです。
難しいシーンは諦めて次に備える
サンコウチョウを撮ってると、枝の後ろで綺麗に撮りづらい場合が多く、頑張って撮ろうとして失敗するケースが多いように思います。
この写真は極端な例ですが、この状態でとまっているサンコウチョウを綺麗に撮るのは至難の業(というか無理)です。
もちろん枝被りで撮れはしますが、綺麗に撮りたい場合はそういうシーンは諦めて、次の移動に賭けて準備しておいたほうが無難です。
最悪のパターンは撮りづらいシーンでファインダーを覗いて頑張った結果、飛んだ先が撮りやすい場所だったのに見失ってしまう事ですので。
撮影中に「あれ?どこいった?」って言いながら周囲の人に聞いている場面をよくみますが、やはり野鳥撮影は数秒の勝負な場面が多いので時間のロスは減らしたいですよね。
まとめ
せっかく遠くから朽木まで来られたのに撮れなくて残念そうに帰っていく人をよく見かけるので、なんとか撮影成功率を高められないかなと少しコツを書いてみました。
朽木ではサンコウチョウは色んな場所で鳴いていますので、それをアレコレ考えながら探して撮るというのは「THE探鳥」という感じで楽しいです🐦
サンコウチョウは珍鳥の部類に一応入ると思うのですが、よく鳴くのと優雅に飛び回るのと、人をそんなには恐れないのもあって、少なくとも朽木の珍鳥の中では撮りやすい鳥なんじゃないかと思います。
さて、夏鳥はまさにこの2~3週間が勝負ですので、
早朝からの探鳥は大変ですがなんとか乗り切りましょう 🙂
↓今期のサンコウチョウ探鳥記録もあわせてどうぞ


