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EOSで野鳥撮影 朽木 サンコウチョウ撮影のコツ(初心者向け)

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鳴き声から距離感と方向を掴む


Canon EOS R7 600mm ƒ/4 1/500s 1600 

サンコウチョウを撮れない人は、鳴き声に向かってとにかく追いかけて近づくという事をやられているかもしれません。

至近距離の場合はそれで良いのですが、微妙な距離だとサンコウチョウをひたすら追いたてることになってしまいます。

その場合はまず複数回鳴くのを聴いて、どのくらいの距離でどっちの方向に向かっているのかを把握しましょう。

こちらに向かってきているようでしたらチャンスですので、少し待ってみましょう。

離れていくようでしたら追いかけるというよりは、先回りして待ち構えた方が撮影成功率は高いように思います。

サンコウチョウは同じ木の枝をウロウロすることもありますが、急なUターンをしたりはせずに移動し続けることが多いため、ルートを予測しやすいんですよね。

どちらにせよ「ルートを先読みする」というのがかなり有効な鳥なんじゃないかと思います。

同じポイントを重点的に

朽木のサンコウチョウは、同じルートをゆっくりと周回することが多いです。

ですので、鳴き声を何度か聴いたり姿をみた場所、撮影できた場所などは憶えておいて、それらのポイントを重点的にまわると撮成功率が高まります。

椅子に座って待ってる方もいますが、大体はサンコウチョウがよく通過するポイントで待ち構えています。

沢を越えていく場所は大体いつも似通っている気がするので、そのあたりが狙い埋めではある気がしますね。

年によってサンコウチョウのトレンドも変わるようですので、こればかりはその年に現地で確認するしかないですが。

あそこらへんにいるハズなのに…


Canon EOS R7 800mm ƒ/5.6 1/200s 320 

これはどの鳥でも一緒だと思いますが、「あの辺にいるはず」という感じで、探すためにファインダーを覗いてしまうと鳥を見失ってしまうことが多いです。

視界の中で何かが動いたら、どこにとまったかまでを眼で見定めてからファインダーを覗きましょう。

ファインダーではなく、肉眼などの広い画角でどのあたりにいるかを常に把握している事が大事です。

撮ったあとも次の移動に備えてファインダーからは目を離し、肉眼で確認したほうが確度が高まります。

枝の後ろなどの撮りづらい場所にいる場合も、焦って無理にファインダーを覗かずに撮りやすい場所に出てくるまで目で追いましょう。

サンコウチョウのオスは鳥の中でも「鳴き声を聴いた場合の撮影成功率が高い鳥」ですので、落ち着いて撮影しましょう。

不自然に尾羽が垂れ下がっているので、慣れてくると鳥が動かなくてもどこにいるか発見できる確率は高まります😂

カメラマンに聞く


Canon EOS R7 800mm ƒ/5.6 1/200s 200 

それでも厳しい場合は朽木ではサンコウチョウはそこかしこで鳴いていますので、すれ違うカメラマンに聞いても嫌がられることはあまりないように思います(聞いて怒られたらすいません)

これが超珍鳥で毎朝早朝から命を削って探しているような鳥に関してなら、嫌な顔をされると思いますが。

また「サンコウチョウいるって聞いたんだけど、どこ?」みたいに謎に偉そうな人は敬遠されるので、礼儀正しく聞きましょう。

探鳥地を足を棒にして歩き回って得た情報を教えてもらうわけですので、教えてもらう時には自分と相手の年齢に関係なく敬意を払いましょう。

あと無言でカメラマンをストーカーする怪しい人もいますが、される側は非常に嫌な気分になりますので絶対やめましょう。

どうしても撮りたいのはわかるもののカメラマンがまさに撮影してる時に「どこにいます?」もやめておくのが賢明です。

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