この投稿について
今週から最高気温も30℃をきるようになり、いよいよ秋も深まってカワセミ撮影の本番となりました。
この日曜日にカワセミと鷹の渡りをブラっと撮影してきたので、その写真を公開します。
また、このところEF800mm F5.6L IS USMで撮っていて気づいたことなども少し書ければと思います。
カワセミ
課長の帰還
帰還というよりは、これまで居残っていたのはやはり課長だったんじゃないかなという感じですが。
先週まで全く見られなかったクチバシ下の白い羽毛にゴツい筆毛がみられるのと、鼻のあたりにも筆毛が。
流石にこれは繁殖から帰ってきたカワセミ特有な気がします。
足のスネあたりがくすんでいるんですが、どうも課長は成鳥になってもくすみが消えなかった気配。
超再生中は目まぐるしく変化するので、会うたびに別個体のようで非常にわかりづらいですね。
毎日ポイントに通えると判別できそうですが、週一だと見るたびに変化しすぎててなかなか難解。
今年は課長が繁殖から戻って、数日の間は他の個体とケンカしてたのは間違いありません。
その後しばらくして2羽仲良く一緒にいたので、別の2羽が居着いたのかと思いましたがどうもそうではなかった様子。
- 課長が繁殖から戻る
- 別のオス個体と縄張り争い、追い出す
- 血縁関係のある個体がやってきて同居
- 同居人がいなくなって課長が残る
という流れかなと。
もちろん下剋上した幼鳥を、再生が終わった課長がつい先週追い出した可能性もあるのですが。
まぁ何にせよ「今度こそおかえり、課長」ということで。
高所とまり木
この日はこれまで一度もとまってなかった新しいポイントからの飛び込みを披露してくれました。
去年もこの場所から5mほど離れた枝から飛んではいたのですが、今年は高さ的にもここまでの高所は初。
この時期は冬に向けて体力をつける時期ですので、高所から大物を狙うことが多くなります。
それに伴ってホバリングも増えるので、期待ですね。
高所ダイブ
飛び出し
超再生中は隠れるように茂みの低い枝からのダイブ中心でした。
この枝は大体高さ10m。
久々に見晴らしの良い高所からのダイブでしたので、初のEOS R5 mark II + EF800mm F5.6L IS USMで飛び出しから撮影。
後ろに抜けたら基本的に戻ってこないので普段は避けるのですが、せっかくなのでこれまでの経験を元にアジャストしつつ。
着水〜浮上
めずらしく飛び出しも着水〜浮上も両方しっかり撮れました😎
予測コースがだいたい的中したのもありますが、下降中に背景に抜けないように細心の注意を払いつつ。
距離はそこそこあるうえにかなり暗かったんですが、流石EFハチゴローお構いなしにとても綺麗ですね。
早食い
よほどお腹が減っていたのかもしくはカラスなどを警戒してるのか、大きめの獲物だった割にあまり下処理せずにがっつく課長。
普段だともう少しバシバシと枝に獲物を叩きつけてから食べるくらいのサイズですね。
水草が絡んでますよ🤣
むせる課長
そして案の定むせる課長🤣
獲物を食べた後に向きをかえてからむせるカワセミは初めて見たかもしれない。
水草が変に気管に詰まったか、おなかで魚が暴れたか🐟
とりあえずしばらくして落ち着いたようなのでヨシ。
飛び去り
しばらく休憩してからもう1回飛び込む気配がなかったので、MFで連写コマ数を30コマにして飛び出しをパシャリ。
やっぱ比べてみると30コマ/秒って速いよねと🤣
ただ結局カワセミくらいのスピードで飛び出した被写体はAFは追ってくれないので、EOS R5 mark IIIくらいまではMFでも良いかなという所。
近距離
距離14m、これはかなり近かったですね。
視差で下をたたいてしまってギリギリでしたが、なんとか....やはり近距離では照準器視差が最大の敵です。
遠距離はズレてもフレームにおさまることが多いですね。
去年からずっと視差について書いてますが、実際のところ距離14mの焦点距離800mmくらいだと「ほんの気持ち上」とかそういう程度の差で大きくフレームから外れるので厳しいですね。
タカの渡り
今日は用事があって滋賀の北の方へ行ったので、待ち時間?に少しだけタカの渡りを見てきました。
通過するものの、この北周りコースはそんなに数が多いかというとそうでもないのですが。
そして、白樺峠のあたりが昨日天気が悪かったとかで今日は全然飛ばず。
10時くらいに行ったのですが、大気の状態が悪くて1枚目を撮った時点で画質的に「あ、これは無理」ということで証拠写真程度で。
この気温だとカワセミくらいの距離ならば問題ないのですが、やはり上昇気流に乗っている猛禽などは厳しいですね。
まとめ
ロケーション
今日は昼から滋賀の北の方に用事があったので、それまでタカの渡りを見に行ったものの1枚目で大気の状態的に無理なのがわかって終了🤣 1枚とってダメだったらそのあとは夕方までほぼ無駄です
仕方ないので帰りにカワセミポイントに2時間ほど寄ってきました。
換羽の時期は1週間おきに通っても見た目の変化が激しくて、やはりなかなか判別が難しい気がしてます。
大きな特徴があれば良いのですが、胸の色や嘴の傷、足の色などみててもどうも行動と照らし合わせると「あれ?おかしいな」っていうことが多いんですよね...で、何がなんだかわからなくなってくると。
ただ、今回はクチバシの上下の羽毛が大きく再生中でしたので課長に間違いなさそうです。
これまでは換羽中で隠れるように低いヤブから飛び込んでいましたが、見晴らしの良い場所からの飛び込みを見せてくれるようになっているので、良い感じですね。
EF800mm F5.6L IS USMでの撮影
大気状態の改善
9月がこんなに暑かったのはかなり珍しかったと思うのですが、最高気温も30℃を切りはじめてようやくカワセミ撮影では陽炎が気にならなくなってきました。
これはEFレンズであることとは全く関係ないですが、800mmは陽炎の影響を受けやすい焦点距離ですのでこれが改善されたことで一気に画質やピント精度が向上しています。
一部機種では陽炎対策が少しはされているらしい話も聞きますが、ユラユラしてるのが肉眼でもわかるので厳しいだろうなとは思いますね。
飛び出し~着水、浮上の撮影
飛び出しから飛翔(下降)中にずっとカワセミをフレームに入れ続けるのは大変です。
それでいて外したときに背景の何かをつかんでしまったりデフォーカスしてしまうと、もうピントが戻ってこないというケースが多いですね。
私は特に下降中の写真はそこまで撮りたいわけでもないので、初めから撮る時は飛び出しをプリ撮影で撮影してシャッターボタンを離して、そのままレンズは被写体を追って振りつつ着水時に再度押すという操作をすることが多いです。
着水地点のピントがオオズレすることがあるのでデフォーカスが厳しくなることも多く、成功率はそこまではないのですが今回はうまくいきましたね。
撮影距離
やはり、最もEF800mm F5.6L IS USMで有利なのは撮影距離。
ロクヨンでは距離15mで撮っていた時の解像度を、距離20mで得られます。
カワセミはフレーム内のサイズ感というよりは撮影距離が大きく難易度を左右するので、非常に楽ですね。
RF200-800mm F6.3-9 IS USMでも感じていましたが、距離20mと割り切るなら良いんじゃないかという気はしてきました。
さて、これから数か月は獲物も豊富でカワセミも体力を回復するためにダイブしまくってくれる...はず。
期待したいところです🫡
冬鳥もちょろちょろ入ってくるでしょうし、また頑張っていきましょう。