渡りの季節

はい...というわけで渡りの季節ですね。


ここ数年は野鳥撮影に復帰していたので、ちょうど今くらいの時期から遠征しまくっていました。


滋賀に入ってくるのは4月下旬~5月上旬なので「まだ早いかな」と思いがちですが、中継地点で撮るならこれから4月下旬くらいまでがピークだったりします。


私は休止中は機材はすべて売り払っているので、カメラすら持たぬエンジニアと成り果てていますけど、禁断症状というか...かなりソワソワしますね😂


今どのあたりで撮影すると良いかなどちょっと紹介しておきます。


例年の話ですので、今現在の話ではありませんが探鳥の参考にどうぞ。

入れ替わりの季節

気の早い夏鳥

この時期は気の早い夏鳥が入ってきます。


滋賀県に入ってくる夏鳥には、北と南の2経路がありますが、大抵の場合は大阪城公園で発見されてから1~2週間くらいで朽木にも到着しますね。


まず入ってくるのはツバメ、オオルリ、キビタキ、サンショウクイ、コサメビタキという印象。


もちろん一気にすべての夏鳥が渡ってくるわけではなく、継続的にやってきます。


ただ遅くに入ってきた鳥は、夏の間も相方が見つからずに鳴き続けている場合がありますね。


アカショウビンやサンコウチョウといった鳥はもうちょっと遅めです。


繁殖地が滋賀の鳥は後回しで、中継地じゃないと撮りづらい鳥をまず狙うと後悔は少ないですね😑

ツバメ

機材
EOS-1D X mark III + EF800mm f/5.6L IS USM
焦点距離
800mm
SS
1/4000
F値
5.6
ISO
500
露出補正
-2
撮影距離
38.8m

ツバメはかなり遅くまでいる割に、もっとも早く入ってきます。


2月下旬くらいに九州に入ってきて徐々に北上していく鳥ですので、ツバメの状況を見るとなんとなくその年の渡りの時期がわかりますね。


私は自分からはあまり撮影しませんが、これから冬までは常に視界の中にいるような身近な鳥になります。

オオルリ

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/100
F値
5.6
ISO
1250
露出補正
-1
撮影距離
16.5m

去年(2025年)は、私の中ではオオルリがフィーバーした年だったと思ってますが、今年はどうでしょうね?


実はオオルリが入ってくるのは意外と早いので撮りたい場合はちょっと注意。


早いときは3月下旬くらい、4月上旬にはもう朽木にもいます。


しばらくしたら全然みなくなる年もありますので、出鼻で撮ってしまった方が楽な感覚はありますね。

キビタキ

機材
EOS R7 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
焦点距離
500mm
SS
1/200
F値
7.1
ISO
320
露出補正
-1
撮影距離
10.3m

オオルリよりも若干遅い感じもしますが、それでも1週間くらいの差で入ってくるのがキビタキ。


キビタキは朽木で繁殖しますのでこれから9月くらいまではいつでも撮ることができます。


ふれあいの里跡地あたりでは縄張り争いが頻繁に起こるくらいには個体数がいるので、キビタキを撮りたかったら朽木に行けば安牌です😂


私の地元の石川県ではオオルリの方が多い感覚があるんですけどね。

サンショウクイ

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/400
F値
5.6
ISO
100
露出補正
-1
撮影距離
32.4m

実はサンショウクイもかなり早めに入ってくる鳥です。


年によってはオオルリやキビタキよりも先に滋賀で見かけることもありますね。


サンショウクイは鳴き声が独特で遠くからでも聴こえるのでいたらすぐわかります😎


ただ、高いところを飛んでることが多いので案外シャッターチャンスは少なめかなという印象。


朽木ではこれから9月くらいまではずっと鳴いてるので、チャレンジしてみてください。

コサメビタキ

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
400
露出補正
-1
撮影距離
8.2m

コサメビタキも、サンショウクイと同じタイミングで現れます。


私の通っている探鳥地がたまたまそうなんでしょうけど、「夏鳥入ってないかなぁ」と思いながら散策していると、サンショウクイとコサメビタキを一緒に観察できることが多い気がしますね。


コサメビタキもこれから9月くらいまではよく姿を見せてくれる鳥です。

ゆっくりな冬鳥

冬鳥は滋賀から飛び立って途中で一度羽を休める感じがします。


同じ鳥が留まっているのか、それともどんどん入れ替わっているのかはわかりませんが1~2週間、長ければ1か月くらいは同じ探鳥地でみられますね。


滋賀を中心としてみた場合は、福井県や石川県あたりが多いでしょうか。


海を渡る鳥もいれば高山の方へ帰っていく鳥もいますのでちょうどそれらが重なる場所に行けば多くの鳥を撮影できますね。

ミヤマホオジロ

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/400
F値
5.6
ISO
640
露出補正
0
撮影距離
20.5m

ミヤマホオジロは滋賀では冬には群れでいてくれる鳥ですが、早めにいなくなります。


ただ、すぐに山の方に行っているのかとおもいきや低地の公園にいることが多いですね。


この時期は琵琶湖沿いの公園などでよく見かけます。


もうしばらくしたら福井県とかでよくみる印象ですね。


私の感覚では、冬よりもこの時期の方が警戒心も薄くて撮りやすい鳥です😎

ルリビタキ

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/200
F値
5.6
ISO
10000
露出補正
-1
撮影距離
9m

ルリビタキは冬の間は雄と雌が単独で生活し、この時期に渡りの途中でつがいになっているような気がします。


なので中継地に長くとどまってくれる場合が多く、かなりの数のルリビタキを見ることができますね。


冬とは違って数羽で一緒に飛び回る姿を撮影できることと、おそらくこの時期の方がオスの色が濃いような気がするので、チャンスの季節です。


ルリビタキって案外撮影できる期間が長い鳥なんですよね😎

シロハラ

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/400
F値
5.6
ISO
5000
露出補正
-1
撮影距離
12.8m

そして、私のイメージでは滋賀周辺で多いのがシロハラ。


この時期にツグミ属をみるとほぼシロハラというイメージがあります。


この時期は平地で無心で虫を食べていますので撮影できる機会はかなり多いですね。

アトリ

機材
EOS 7D + EF500mm f/4L IS USM
焦点距離
500mm
SS
1/640
F値
5.6
ISO
100
露出補正
0
撮影距離
22.9m

アトリは冬の間は滋賀県ではよく見る鳥ですが、この時期は群れで移動して低地の公園で虫を食べまくってます。


アトリは婚姻色に変わる鳥で、冬の間はかなり淡い色をしているのですがこの季節からオスはかなり黒くなってきます。


5月にはこの写真のように真っ黒になってますので、別の鳥かと思っちゃいますね😂


運が良ければすでに真っ黒になっている個体もいるかもしれませんのでねらい目です。

アオジ

機材
EOS R7 + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/400
F値
5.6
ISO
500
露出補正
-2
撮影距離
9.9m

冬の間は非常にお世話になるアオジ。


アオジはかなり長く残ってくれるのですが、気づいたらいなくなってますね。


冬の間はあんなに撮り放題だったのに...と姿を見なくなると寂しくなる鳥でもあります。

留鳥

留鳥は入れ替わりの時期に関わらず同じ探鳥地にいますので、そのまま探鳥に行けば出会えます。


何種かご紹介。

メジロ

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/4000
F値
5.6
ISO
3200
露出補正
-0.3
撮影距離
11.2m

まず、ウメからサクラの季節ですのでメジロがとても活発になります。


ウメジロなどと呼ばれていますが、この季節に鮮やかな花にとりつくメジロを撮影される方は多いですね。


メジロの眼環は白くて特徴的ですが、初めてしっかりと解像した写真が撮れた時の感動は今も覚えています。

ウグイス

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/400
F値
5.6
ISO
1000
露出補正
-1
撮影距離
5.7m

これから4月いっぱいくらいまでは、冬鳥は戻っていき、夏鳥が入ってくる時期になりますので、滋賀県のような内陸部では留鳥以外の鳥の姿を見かけることが少なくなる季節になります。


おそらく、この3連休くらいが、ぎりぎり気の長い冬鳥が残っているかな?という最後くらいですね。


この時期はウグイスがとにかくあちこちで鳴くので、ある意味ウグイスチャンスです。

私はウグイスが好きな鳥ですので、この季節はよく撮影していました。


冬の間はムシクイと区別しづらいのですが、この時期は喉を伸ばすというか、容姿が結構変わりますね。

ソウシチョウ

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF1.4x
焦点距離
840mm
SS
1/400
F値
5.6
ISO
1250
露出補正
-1
撮影距離
20.5m

留鳥の小鳥は渡ってくる鳥と比べると繁殖に入るのが早いのでかなり活発になります。


滋賀ではソウシチョウもかなり元気になりますね。


ソウシチョウは鳴き声が独特なので、いたらすぐにわかります🥴

コゲラ

機材
EOS R7 + EF800mm f/5.6L IS USM
焦点距離
800mm
SS
1/4000
F値
5.6
ISO
1600
露出補正
-1
撮影距離
10.4m

コゲラもこの時期は人間に目もくれずに巣穴を一生懸命掘ったりしているので、普段とは違う表情を撮りやすいですね。


案外コゲラって普段は撮りづらいんですが、この季節は規則的に行動しますね。

カワセミ

機材
EOS R5 mark II + RF600mm F4 L IS USM + EXTENDER RF2x
焦点距離
1200mm
SS
1/4000
F値
8
ISO
2000
露出補正
-2
撮影距離
18.3m

冬の間は撮影チャンスが多いカワセミですが、これから9月くらいまでは繁殖期で撮りづらくなります。


私は3~8月くらいまでは夏鳥で9月~2月がカワセミというサイクルで撮影してました。


もちろん繁殖の撮影もできるのですが繁殖地での撮影は控えた方が良いのと、この時期は狩り場への出現が不安定になるので避けてましたね。


若が出てくると繁殖地では家族で現れたりするので人気のスポットもありますが、まぁ...私はそれよりは1:1でダイブ撮影するのが好きなので😂


来年も課長は元気でいてくれると良いなぁ🥴

まとめ

現在は野鳥撮影は休止してますが、渡りの季節開始ということで久々に野鳥撮影記事の投稿となります。


滋賀は内陸部で渡ってきた鳥を撮れるのはもう少し先ではあるんですが、逆に今は中継地が熱いタイミングなのでそちらを狙ってみるのをお勧めします。


去年はEOS R5 mark II + RF600mm F4L IS USMでこの時期は撮ってたんだなぁと思いつつ過去の記事を眺めてましたが、来年はEOS R7 mark II + 新型ロクヨンとかで撮影できるといいなぁ😂


では、よい季節が始まりますので熊には気を付けて張り切って撮影してください👌