はい、もう流石に発売が目の前なので、最後の発売前情報まとめです。
Canon公式情報
EOS R5 Mark II
EOS R5 mark II 説明書
EOS R5 mark II AF設定ガイド
EOS R5 mark II パンフレット
野鳥撮影に関係するスペック
4500万画素 裏面照射積層CMOSセンサー
待望の4500万画素 裏面照射積層CMOSセンサー。
EOS R5よりローリングシャッターの歪み量を約40%に低減となってますが、センサー読み出しスピードは1/125秒とのこと。
メカシャッターが1/200秒~、EOS R5が1/50秒くらい、EOS R7が1/30秒くらいなので丁度中間くらいのイメージ。
いろいろとレビューを見ていると電車なんかではやはりまだ少し斜めに見えるけど、被写体が真っすぐなものじゃなければそんなには問題なさそう。これはカワセミを実際に撮ってみないとわからず。
SONY α1は3層、EOS R5 mark IIは2層積層という話をどこかで見かけましたが、DualPixelであることも影響しているのかどうかなど正確な情報は不明。
ダイナミックレンジ、デュアルゲイン
Photons to Photo EOS R5 vs EOS R5 mark II (電子シャッター)
Photons to Photo EOS R5 vs EOS R5 mark II (メカシャッター)
EOS R5がISO400でデュアルゲインに切り替わっていたのに対し、R5 mark IIはISO500くらいで切り替わっている。
ISO400で撮るよりもISO800で撮った方が綺麗に撮れる気配があるのでちょっと注意。
RF200-800mm F6.3-9 IS USMを使う場合、ほとんどのケースでISOは高くなるので、私はISOオートの最低を800にするかも。
なんで低いISOからデュアルゲイン使わないのかなぁと思わなくもないのですが、複数のゲインのデータを合成する際に白飛びみたいにオーバーフロー的になってしまう事があるとかないとか。
連写 ES 30コマ/秒、MS 12コマ/秒
EOS R5 Mark II 高速連続撮影時に最高速度で撮影するための条件は?
最高連写速度の条件になっているレンズは最近のEOS Rシリーズおなじみのやつです。
ただ、「最高連写速度対応レンズ」≠ 「AFが高速なレンズ」ですので、RFマウントで使った場合にレンズ側との通信や制御のようなものが高速に行えるかどうかの違いですね。
ですので、STMのレンズなどでは連写はできても毎コマ素早くピントが合うという意味ではないので注意。
とはいえ、RFのUSMのレンズならかなり期待できそうです。
リングUSMとnanoUSM
前に書きましたが、リングUSMだから速いとかnano USMだから遅いとかいうものではなく、フォーカスレンズが軽くなって昔ほどトルクが必要なくなったため、最近のRFレンズはnano USMでも十分速度が出るようです。
また初動はリングUSMよりnano USMの方が速いそうで、制御も細かくできるので最近のRFレンズではnano USMが使われることが多いようですね。
プロ仕様のRF100-300mm F2.8 L IS USMがnano USMを採用しているので、今後RFマウント用に設計された大砲レンズがリングUSMを採用するのかnano USMを採用するのかはちょっと注目ですね。
プリ撮影 15コマ
EOS R3やSONY α1、Nikon Z9やZ8でも対応していないRAWのプリ撮影です。
これまでのRAWバースト/プリ撮影とは違い、1枚1枚別々のRAWファイルで保存されますので利便性がかなり向上しています。
15コマですので、連写が15コマ/秒だった場合は1秒さかのぼって保存されることになります。
ただ、これまでの経験では0.5秒でミスったことはないので0.5秒で十分ですね。
ブラックアウトフリー撮影
EOS R3で使っていましたが、非常に使いやすいです。
このあたりは一度使うとやめられませんね。
Dual Pixel Intelligent AF
期待の新AF。
これまでのCanonは背景にピントが持っていかれやすいAFですが、レビュー動画ではかなり改善されているという噂です。
- トラッキングの追従速度、精度
- デフォーカス時の挙動
- 背景がうるさい時の挙動
- 被写体が枝などの後ろに居る場合の挙動
- 被写体が小さい場合の挙動
あたりが気になりますね。
トラッキングOFF設定
少し前の記事でトラッキングOFF設定がなくなってるかも?というのを書きましたが、Canon公式のAF設定マニュアルに上のような説明が。
どうも錠前マークがついているAFエリアはトラッキングや被写体検出しないAFエリアの様です。
ただ、フレキシブルゾーンにはこの錠前マークがなさそうなので、フレキシブルゾーンはトラッキングON前提なんだろうか...。
この辺の設定も別であるので、なんとなくですが設定で「サーボAF中の全域トラッキング」を触らなくてもいいように、そもそも全域トラッキングOFFのAFエリアが、いくつかショートカット的に用意されていると考えた方が自然ですね。
どちらにせよ、このメニューから「サーボAF中の全域トラッキングOFF」「検出する被写体なし」にしたら、最悪の場合に一眼レフと似たような挙動にできそうな気はしてきました。
カワセミ等でのAF設定
Canonがわざわざカワセミを例にして、おすすめ設定を載せてくれています。
つまり、「ちゃんとカワセミ撮影で検証しましたよ」という事だと思っていいんだろうか :P
ただ比較的遠くからフレーム内に小さくカワセミを入れ続けた状態で撮る設定な気がしないでもないので、どうでしょうね?
たまに普段はカワセミを撮らないCanonお抱えの写真家の方が写真を載せてるのですが、ちょっと残念な感じですので心配です。
福田 啓人さんとか、カワセミ撮りまくったプロの人にEOS R5 mark IIで撮ってみてもらいたい :)
突然プロ写真家さんの写真集紹介
カワセミ: ある日、カワセミに出会いました。
福田 啓人
昔...もう16年くらい前になるようですが、この写真集をみて「すげぇ」と思ってカワセミ撮影をはじめました :)
今でこそボディやレンズ性能も向上してるのでカワセミの水絡みは私でも撮れますが、この時代にこれは鬼ですね。
Art of Wildbird (アート・オブ・ワイルドバード)
水中 伸浩
あとカワセミではないですが、これも衝撃を受けました。
この表紙の写真が強烈すぎて言葉がでないですね....いつかこんな写真を撮ってみたいものです。
CFexpress Type B、UHS-II SD
EOS R5 mark IIはCFexpress Type BとUHS-II対応SDカードの2スロットです。
私としてはベストな組み合わせで、カード1で静止画、カード2には動画をいつも割り振ってます。
まぁ、両方とも速いのを1枚ずつもってるからなんですがw
CFexpressは比較的安いカードでもスピードが速いのでCFexpress Type Bのデュアルの方がいいんでしょうけどね。
LP-E6P
とりあえず、これまでのLP-E6シリーズでは使えない機能があるということですので、LP-E6Pを新たに購入した方が無難です。
海外やなんかではかなりブーイングが起きてるようですが、純正品以外のバッテリーとつかうとその記録がカメラ内に残るという話もありますし、価格自体は高いですがCanonにお布施した方がよさげ。
レビュー記事や動画まとめ
最近またいくつか動画が出てきてましたが、そんなに目新しい情報はありませんでした。
これまで紹介したレビュー記事や動画をまとめておきます。
「EOS R5 Mark IIは読み出し速度とのトレードオフでR5よりも若干ノイズが多い」
Canon EOS R5 II studio scene shows expected speed/DR tradeoff
「EOS R5 Mark II」と「Z8」の画質は電子シャッター使用時はほぼ同じだがR5IIはメカシャッター使用時には更に改善する
4stopアンダーから露出を持ち上げた時の性能はどちらもほとんど同じだが、5stopアンダーから持ち上げた時には、R5 Mark IIの方が偽色が多い。しかし、R5よりは改善されていると感じる。
Canon EOS R5 Mark II のファーストインプレッション
センサー読み出しスピードは1/125秒
EOS R5 mark II所有者による、ハンズオン(鳥)
R5 Mark II: Near PERFECT with a SURPRISING FLAW! | INTENSIVE in the Field REVIEW
CANON R5 MKII - Amazing Results! on Day 1 - Birds and Otters
まとめ
EOS R5 mark IIは野鳥撮影に向いているのか?
とりあえず、RAWプリ撮影はフルサイズ4500万画素で動体を撮るなら無二の機能ですので、これだけでも使う価値はあります。
ローリングシャッターの歪みは「歪むけど、そんなには気にならない」という気配。
AFについては使ってみないと本当にわかりません。
いま既に手に入れて使っている人たちはCanonの息がかかった人が多いので、その辺も加味して参考程度で考えたほうがいいですね。
それでも海外のレビュー動画は参考になりますが、国内のレビュー動画は見ても意味のないものが多い印象です。
いまの状況
| 製品 | 状況 |
| EOS R5 mark II ボディ | 在庫確保、決済も終了したので8/30に手に入るはず。 |
| LP-E6P | これは少し遅れて購入して決済完了。決済完了しているので発送直前までメール来なさそう。 届かなくても何とかなるので特に問い合わせもしてません。 |
| BG-R20 | こっちは下取交換で注文してるけどメールが来ていないので、まだマップカメラがCanonと交渉してそうな気配。 ただ、Canonのサイトで供給不足掲載が出てから購入してるので期待薄。 |
という感じです。
いろいろ見て回ってますが、EOS R5 mark IIのボディ自体はどうしようもなく少量という感じでもない気配。
段階的に在庫確保メールが届いていっている気配もあるので、8/26くらいまではギリギリの調整してそうですね。
月産台数もそれなりにあるようなので、供給不足は順次解消されそうなものの今から予約では数ヶ月〜半年程度かかるのかも。
中古在庫など
当たり前ですが、EOS R5の在庫がかなりすごいことになってますね。
新品49万円くらいで中古が35万円ほどなのでEOS R5 mark IIが約60万円と考えると、値段はそんなもんかというところ。
EOS R1の予約が開始されて、EOS-1D X mark IIIもすぐ売れてしまうものの、ちょろちょろ在庫を見かけます。
レンズはこれを機にRFマウントにレンズを切り替える人いそうかなぁ?と思って眺めてましたが、まだ動きはなさそう。
EF600mm F4L IS II USMは2025/07で修理不可になるので、来年の頭くらいに数が出てきそうではありますね。
とはいえ前に書いた通り代替となるレンズもないので使いつぶす人も多そうですが。
RF200-800mm F6.3-9 IS USMについてはマップカメラなど大手では在庫はないですが、価格.comを見てると街のカメラ屋や横流し店ではもう買える状況ですね...まぁ保証がしっかりしてる店じゃないと買う気はあまりしないですけど。
私も当面はEOS R5 mark II + RF200-800mm F6.3-9 IS USMを使いますが、Canonではこの組み合わせで撮る人が爆発的に増えそうですね。
さて、とうとう8/30(金)に待ちに待ったEOS R5 mark II発送ですね。
楽しみに待ちましょう :)