来週末は1DX3が修理からかえってくるかもなので、ラストスパート(?)でEOS R7カワセミ撮影。


そして見事に敗北してきたので、ちょっと何が難しいのかをまとめてみたいと :P

カワセミ

定時出社

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/4000
F値
4
ISO
800
露出補正
-2
撮影距離
20.6m

今日はお腹が減っていたのか気分が良かったのか、9時半頃に行ったらすでにカワセミ課長が出社されてました。


ついてすぐフンしたりもしてたので、なんとなく8時半~9時くらいにはもう居たんじゃないでしょうか :P

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/4000
F値
4.5
ISO
1000
露出補正
-2
撮影距離
15.2m

いつになく真面目に水面の方を凝視していたような気がします。


お腹が減ってたんだろうか。

飛び込み1 (失敗)

カワセミの水面に写る鏡像が綺麗で、これはこれで...。


別に、こういう芸術性の高そうな写真を撮りたいわけでは全くナイのですが :P


川のように水が絶えず流れている場所ではないので、周囲のものの水面への写りこみがクッキリしていてこれが撮りにくい大きな原因の1つなんでしょうね。

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/8000
F値
4.5
ISO
1250
露出補正
-2
撮影距離
15.2m

最近、とにかくフレームの上方向にカワセミがはみ出てしまうことが多いです。


つまり、レンズを下の方まで振りすぎという事なんですが視差なのかなぁ...と思いつつ、あまりにこのパターンが多くて機会損失はなはだしいので、対策しないとまずい感じ。


あとEOS R7 + EF600mm F4L IS II USMで35mm換算960mmなのに10m~15mくらいの距離のカワセミを撮ってるので、焦点距離が長すぎて簡単にフレームアウトしてしまいます。


もともと20mで撮る予定だったので、もうちょっと下がって撮って調整しろよって話なんですがw

飛び込み2 (残念)

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/4000
F値
4
ISO
500
露出補正
-2
撮影距離
17.8m

ポイント的にはとらえられているんですが奥に向かって飛び去るパターンはR7の場合、水しぶきにピントが合い続けてすぐに本体がボケてしまうことが多いですね。


これはまたEOS-1D X mark IIIが戻ってきたら試しますが、EOS-1D X mark IIIはこういうシーンでも比較的追従してくれることが多かったりします。


もちろんF4で撮ってるので、単純に被写界深度が浅いのももちろんあります。

AFエリア自体は飛び込んだ場所をとらえてくれてはいるのですが、やはり水面が鏡のようなので写りこんだ方にもっていかれていますね。

休憩1

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/320
F値
4
ISO
200
露出補正
-2
撮影距離
15.2m

「なんだ、うまく撮れなかったのか」

「すいません...」

こう何度も何度も失敗していると、本当に説教されてるような気分になってきます..。 カワセミに「早く綺麗に撮って、家に帰れ」と言われている感覚。

飛び込み3 (半成功)

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/2000
F値
4
ISO
1000
露出補正
-2
撮影距離
15.2m

一応とらえてはいるものの、不運にも目の前に水しぶきが。


ちょっと残念ですが、ある程度解像してますね。

これは珍しくカワセミが下にはみ出てますが、ポールが近かったのでそっちにピントを持っていかれるのを嫌がったせいです。

ピントは少し奥の揺れていない水面。


まぁ...これはポールが邪魔だったのでどうしようもないものの、厳しい。

休憩2

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/500
F値
4.5
ISO
320
露出補正
-1
撮影距離
11.2m

カワセミ課長、くつろぎ中。

ここのカワセミは本当に朝から晩までずっといるので、休む暇が全くありません :P


大きな魚をとったときは1時間ほど休憩しますが、あまり大きな魚がいない枯れた場所なので、本当にぶっ通し...。


最近右足がかなり痛むのですが4時間半ほどずっとカワセミを追いかけて、いつ飛び込むかと待ち構え続けているので完全にそのせいです...。


精神的にも肉体的にも緊張状態が4時間半続くのはかなりヤバい。

飛び込み4 (半成功)

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/4000
F値
4
ISO
800
露出補正
-2
撮影距離
15.2m

これは正面の割に結構クッキリ。


偶然ですが。

ここはもう確定というか、観察していて見つけた「この枝からはここにしか飛び込まない」という数少ない場所。


そのかわりここには滅多に止まりません&止まっても滅多に飛び込みません。


かなり背景がうるさい場所ではあるものの、それでも撮れない :P


ぎりぎり飛び去りで1,2枚あってくれましたが、これはもう飛び込む前から合わせていたピントで、追従してくれたとかではないですね。

ま..こんな感じです。


まったく別のものを動物検出してます。

飛び込み5 (半成功)

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/4000
F値
4.5
ISO
500
露出補正
-2
撮影距離
9.9m

本当に1週間に1度くらいだけ、凄い場所から超至近距離で飛び込んでくれます。


今回は現地でプレビューを見ていて、1枚目がガチピンだったのでいけたか!?と期待しましたが...。

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/4000
F値
4.5
ISO
500
露出補正
-2
撮影距離
11.2m

2枚目で顔の部分が完全にフレームアウト...。


縦はほぼノートリなのでどんだけ近いんだ?って話ですが。


水面に写る鏡像を見てると、ちゃんとフレームにおさまっていれば間違いなく過去最高のカワセミ写真でしたね...無念。

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/4000
F値
4.5
ISO
320
露出補正
-2
撮影距離
9.9m

飛び去りの途中でガチピンではないですが、ある程度ピントがあったのが1枚。


600mm F4なので、この距離だともう被写界深度がかなりギリギリで目に合わないとボケて見えますね。

現地でプレビュー確認して天を仰ぎました..運でも撮れるとうれしいものですが、惜しかった。


カワセミ写真て、大体は水しぶきに持っていかれるのでそもそも運が絡むのですが。

ま、書くまでもないことですが、右下のよくわからない草にAFエリアがいってます。

かつそこにまったくピントが合っていないので、カワセミに合ってるのは完全に偶然です :P

ツグミ

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/500
F値
4
ISO
160
露出補正
-1
撮影距離
11.2m

カワセミが休憩している木の下でツグミが虫のようなものをつついていました。

ただの草な気もしないでもないですが。


こういうの撮るとEOS R7は絶対的な性能を持っていますので、カワセミの飛び込みも撮れると良いのですが。

メジロ

機材
Canon EOS R7 + EF600mm f/4L IS II USM
焦点距離
600mm
SS
1/2000
F値
4
ISO
250
露出補正
-2
撮影距離
9.9m

同じくカワセミが休憩している木の近くでひょこひょこと。


木の枝を動き回る小鳥はトラッキングで非常に綺麗に追尾できるんですけどね :P

まとめ

さてそろそろEOS-1D X mark IIIが戻ってくるので、EOS R7でカワセミ撮影を頑張る期間も終わりが近づいてきました。


いま撮ってる環境は水の動きがほぼなく水面が鏡のように周囲のものを写している上に障害物も多くて、かなり撮りにくい気はしてます。川で撮ってた時は、ここまで被写体以外にピントをもっていかれなかった :P


ですのであまり一般的なものではなさそうですが、EOS R7でカワセミを撮る難しさをまとめると以下のような点があります。

  • AFエリアを広げると確実に背景もしくは水面に写る背景にピントが持っていかれるので、かなり狭いAFエリアでかつタイミングよくAFを発動させねばならない。
  • トラッキングOFFの動物検出はほぼ役に立たない(まったく関係ないものを動物として検出する)。
  • トラッキングは遅く、また水しぶきや水面の動き、落ち葉などを掴んで離さない事が多い。
  • トラッキングや動物検出OFFの場合、ピント精度が非常に悪い(レフ機と違ってクロスではないため?)。

とにかく1個目が厳しくて、レフ機の場合は背景がうるさかろうが関係なく「AFエリア内でもっとも近いものに即座にピントを合わせ続けてくれる」という動作をしてくれるのが、EOS R7では「何をやっても背景にピントが合ったままでAFが全く動かない」という挙動になるので本当にきつい。


撮影中に不安になるのが、「飛び込み予測点にある落ち葉などにピントを合わせようとしても、(水面に写る)背景にあったままで、どう頑張っても落ち葉にピントが合わない」という動きをすること。


こんなん、今ここにカワセミが飛び込んできても絶対無理じゃん...という絶望感に襲われます。



これは何度か書いてますがミラーレス機全般で起こる問題で、近くに被写体がいるのに全くピントが合わないという、もう本当に手も足も出ない状態になる事が多くあります(MFするしかない)。


ですが実はトラッキングONだと水面の落ち葉を認識して、ピントが合ってくれることがかなり多いです。

これはEOS R7が、R5と比べてデフォーカス的な症状があまり出ないという点とも一致しています。


そのかわりAFエリアに確実に被写体をとらえている状態でAFを発動させないと別のものを掴んでしまうので、位置的なものだけではなく、シャッタータイミングが相当シビアになります。


また、EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USMがボケ状態から1~2コマくらいでピントがあってくれるとしたら、EOS R7 + EF600mm F4L IS II USMではボケ状態からピントが合うまで5コマ以上かかるくらいの感覚。


とまりものを撮る分には0.3秒程度は全然気にならないんですが、カワセミを撮る場合は水面からカワセミがとっくにいなくなってるくらいの時間です。


これらを克服するにはもう「腕を上げて確実にAFエリアにカワセミをとらえ続けられるようになる」くらいしかないのですが、既にボディ性能って何?って感じに :P


それができる人は、正直どんなボディ使っても撮れますwww


いつかはそうなりたいと思いますが、まぁ...かなり修行が必要そうです。


EOS R3はトラッキングの演算周期が段違いに速いはずなので、EOS R7でトラッキング時のAF速度が遅いのがそれが原因ならなんとかなる気はします。EFレンズのせい...だったらお手上げですが。


EOS R7、撮れたらホームラン級に綺麗なので何とかなると良いなぁ。


来週から大寒波で寒いらしいですね。


そろそろルリビタキやベニマシコなんかも撮りに行かねば。