DxO PureRAW5

はい、実は2025/04/15にDxO PureRAW5がリリースされていました。


夏鳥繁忙期で触る時間もなかったので後回しにしていたのですが、少し時間ができたのでちょっと触ってみました。

デモザイク、ノイズ除去アルゴリズムの種類

なんというか、「究極」とか「最も高い品質」とかどうにも抽象的で怪しい文句が並んでいますね。

DeepPRIME 3

「この方法はAIおよびディープラーニング技術を使用し、高品質の結果を生成しますが、他の 2 つの方法よりも速くなります。」


!!速いだけで、DeepPRIME XD2s/XDより綺麗なわけではありません!!

DeepPRIME XD2s/XD

「DeepPRIME の高度なバージョンで、より細やかな詳細抽出を提供します。 DeepPRIME XD2s はアーティファクトを生成せずにさらに精細なディティールを追求します。」


これはDxO PureRAW4でもあったやつですね。

DeepPRIME XD3 X-Trans (beta)

「これは DxO の次世代の処理およびノイズ除去エンジンであり、詳細抽出に関してさらに進んでいます。」


!! DeepPRIME XD3 X-TransBETA は富士フイルム X-Trans センサー画像にしか適用されません !!

DeepPRIME 3 と DeepPRIME XD2s/XDを比較

DeepPRIME 3
DeepPRIME XD2s/XD
機材
Canon EOS R5m2 + EF800mm f/5.6L IS USM
焦点距離
800mm
SS
1/4000
F値
5.6
ISO
4000
露出補正
-2.7
撮影距離
12.6m

はい、野鳥撮影ではDeepPRIME3はちょっとNGですね。

DeepPRIME XD2s はアーティファクトを生成せずにさらに精細なディティールを追求します。

この文言を見た時からそうなんだろうなと思ってましたが、DeepPRIME3は「塗り」のようなことをやってくる感じです。


TOPAZなんかと同じで写真というよりはアートに近くなりますね。


つまり

  • DeepPRIME3は処理が速いけど、ディテールはつぶして塗ることでノイズを除去する。
  • DeepPRIME XD2s/XDはディテールを残しながらノイズを除去する。

そんなわけで、私の用途ではDeepPRIME XD2s/XDのままで決まりです。

マスク機能

DxO PureRAW5では、指定した範囲だけ処理をかけるマスク機能が追加されました。


「ああ、これもしかして超便利じゃない?」と思って少し使ってみようかと思ったんですが、被写体をAIでマスクできるわけでもなく「自分でブラシで塗ってね」というド根性仕様だったので一気に価値なしに。


いやいや...それは流石にないでしょ...。


これはあれでしたっけ...LightRoomなんかと連携できてそっちからだと違ったりするんでしたっけね...?


流石に厳しいですね。

UI品質

前にDxO PureRAW4の検証記事でも書いたと思いますが、UIは相変わらず最低レベルです。

輝度、ディテール強制設定

左の画面で、「輝度40、ディテール強制100」にしてるのに、編集ボタンを押したら「輝度0、ディテール強制100」になってたり、完璧にバグですね。

ノイズ除去とデモザイキング

DeepPRIME XD3 X-Trans (beta)についても、灰色表示されてるんですがなんで使えないのかが全くわからないですね。


結局、富士フイルム X-Trans センサー画像でしか使えないって話だったんですが「いや、すぐわかるようにとこうよ」とか。

マスク処理

マスク機能も、「プレビュー処理」から入って、右側のとこにちょこっとアイコンがあってこれを押せば使えます。


PureRAW5のメイン機能の割に、一体どんだけたどり着きづらくするんですかと😂


そして、マスクはブラシで頑張って縫ってくださいねという仕様...いやいや...。

DxO モジュール

EF800mm F5.6L IS USMはレンズデータに対応していないので一番下を選ぶのが正しいのですが、1度でも別のを選んでしまうと、「上記のいずれも該当しない」を選択して「保存」しても戻せません😂


処理時のレンズ補正をOFFにすれば良いんですが、DxO PureRAW4では少なくとも「上記のいずれも該当しない」で保存して「処理」しようとしたら警告がでてそもそもレンズ補正機能を選べくなるんですが、DxO PureRAW5では警告が出ないのでバグですね。

まとめ

少なくとも私の用途ではDxO PureRAW5は必要ありません😂



以前DxO PureRAW3⇒DxO PureRAW4の時に検証した際も、次は試用してからお金払おうと思ってたんですが、忘れていて購入してしまいました😇さよなら1万円


とりあえず...DxO PureRAW4と同じ結果を出せなかったらどうしようもないなと思ったんですが、DeepPRIME XD2s/XDで輝度とディテール強制のパラメータを前と同じにしておけば、全く同じ結果が出る事は確認できました。


なので、将来的にレンズサポートなどがRAW4で足切りされるようならRAW5を使っても問題ないかなという所。


もうDxOが完全にお金儲けモードに入っていて、DxO PureRAW3から全く性能は向上していないのでもうアップグレードはいいかなと...。


EF800mm F5.6L IS USMでも対応してくれたら良いんですが、「お金ない時間ない」って言ってサポートしてくれませんし😇


もう十分儲けてるでしょうし、古いレンズとはいえCanonの単焦点レンズの最高峰だったこともあるレンズなんで対応してください😂


DxO PureRAW3で技術者が抜かれてしまったんじゃないかというくらいには、4,5は残念ですね😇


そろそろ別のノイズ除去/デモザイクツールでも調査するかなぁ...。