今日は近場の秘密スポットで撮って、そのあといつもの京都の川へ。
R7+RF600F4Lで最高解像度のカワセミ写真を撮ってみたく。
罠
まぁ…このネタもいい加減飽きたのですがとにかく暑いです。
来週はもっと暑くなるらしいですが…。
カワセミ
ベストショット
秘密スポットは撮影距離が~6mくらいという距離なので相変わらずの超解像。
▼一応ノートリはこのくらいです
もうちょっと明るければ色乗りがよかったんですが、今日は午前は曇りだったので致し方なし。
Extender x1.4をつけてさらに…とも考えなくもないのですが、できれば飛び込みも撮ろうと目論んでいるので、さすがにフレームにおさまりそうになく。
また今度Extender x1.4で試してみます。
この距離だと、こちらの姿が見えると逃げてしまうのでブラインドというかカワセミからこちらが気にならないような細工はさすがにしています。
あと、飛んできて一つ奥の枝にとまるのですがちょうど葉でこちらが見えないし、こちらからカワセミの目が見えないという奇跡的なシチュエーションだから撮れている気もしています。
飛んできて、キョロキョロして、大丈夫そうなら下方向を見て獲物を探して…という流れですね。
しかし、R7本当にAFの精度よくなったなぁと。
この写真も体を検出してそれにピントを合わせてくれているのと、カワセミの目がみえたらそこにピントが合っています。
ISO比較
まぁ、さすがにISO2500はディテール潰れますよねという感じ。
頭のタテガミのようなとこ見るともう一目瞭然です。
世の中の感覚の「高感度耐性が向上した」が私にはよくわからなくて、
EOS 1D mark IV使っていた時代からISO800くらいまでじゃないと厳しい感覚があります。
「ISO12800でもいけるようになりました!」とか言われても「お、おう」としか。
最低限使えるISO感度が向上してもうれしくないので早めにSPADあたりを普通の写真で使えるくらいに実用化してほしいところ。
ただ、20年後とかに実用化されたとしても今際の際な気がしてるので10年くらいでひとつ…。
遠距離
そろそろ飛び込みを…と思っていつもの京都の川にも行ってみました。
20m以上は離れているのでこのくらいの距離になるとさすがにいろいろ厳しいです。
APS-Cでこれなのでフルサイズだと本当に米粒ですね。
まぁ..4KのPCモニタだと耐えられるのはこのくらいまででしょうか。
20mでスズメ大サイズの鳥のディテールがここまで残っているので十分なのですが。
このところ飛び込みを撮りたくてそこかしこのカワセミスポットをまわっているのですが、どうも今年はこの5,6月はあまり安定していないようで。
今日もほとんどが通過で全然とまってもくれないし飛び込んでくれなかったようです。
この写真も夕方16:00過ぎにようやく。
この場所は河川敷を囲むように立っている木のせいで、15:00くらいでもう日陰エリアになってしまうんですよね。
しかもいつもとまってくれる近くの枝ではなく、かなり遠くの枝にとまってそのままどこかに去っていきました。
カワセミを撮っているグループがいるところは大概そうなんですが、不自然に止まり木がいろんなところにたってます。この写真も現地知っている人は「あこだな」って感じでしょうね 😛 ふぁっく
まとめ
肝心のカワセミの飛び込みがなかなか撮れませんので結論まではたどり着けずにいますが、少なくともR7はR5で野鳥撮影するよりはかなり良いです。
よくAPS-Cは「F値を上げないテレコン」と言われますが、R7は「まさに」そういう感じです。
2000万画素くらいだとR5やα1のAPS-Cクロップと大差ないので、APS-Cを使う意味はあまりないのですが、R7は3250万画素。
レンズが解像度に耐えられるなら、R5でいまいちクッキリしなかった距離で撮ってもかなり精細な写真が撮れます。
実際のところEOS R5で撮るよりもEOS 7D2で撮った方が綺麗なんですよね。
R5はAPS-Cクロップで1710万画素、7D2はAPS-Cで2020万画素なので。
もちろん本当に気合をいれてブラインドをはって、早朝から張り込んで、超至近距離でフルサイズのフレーム一杯に対象を入れるような撮り方をするのならば話は変わるのですが、そういう人はそういう特殊な状況に適した装備えらんでくださいネとしか。
カワセミを、ロクヨン使ってちょっとこれ以上は厳しいかなと言う今回の距離で撮ってもAPS-Cで余裕ですので、フルサイズのフレーム使い切ることはなさそうかなぁ…。
さて、そろそろ次くらいにバシっとカワセミの飛び込みを撮ってR7の評価「完」としたいのですが、撮れるでしょうか…. 😛